前略、



ポーランド ビルケナウ



チェコ プラハ

 

チェコ クトナ・ホラ



チェコ 地下鉄の駅


ハンガリー ペーチ


ルーマニア シギショアラ





ルーマニア シビウ



ブルガリア ヴェリコ・タルノボ





ブルガリア リラ僧院

草々




買ったもの:ブルートゥース送信機
製品名:iitrust ワイヤレス オーディオ Bluetooth送信機
買ったところ:アマゾン(商品リンク
購入時期:2018年4月
価格:1880円
おすすめ度:★★★★☆

■これは何?

アナログの音声信号をブルートゥースで飛ばす。
ヘッドフォンジャックなどの音声端子にこの装置をつなぐと、ブルートゥースイヤフォンなどで聴けるようになる。

■使用目的

新しく買ったPCモニターにつなぎ、ゲーム機の音声をブルートゥースイヤフォンで聴くこと。
この場合気を付けなければいけないのは、この手の機器は遅延が発生しがちだということ。要するに音が遅れて聴こえてしまう。
ゲームで使用する場合、音が遅れてしまうのは致命的なので慎重に選ばなくてはいけない。

■機能

この送信機はapt-Xとapt-X ロー・レイテンシーに対応している。
apt-Xとはコーデック(圧縮方式)の種類。
ブルートゥースの音声コーデックにはSBC(SubBand Codec)という基本のコーデックがあり、ブルートゥースの音声機器は必ずこれには対応している。なのでいちいちスペックにも書かれてはいない。
追加のコーデックとして、このapt-Xとapt-X ロー・レイテンシー、AACなどがある。これらはより高音質で遅延が少なくなっている。
ただし、高音質、低遅延で聴く場合には、送信側と受信側の両方が同じコーデックに対応している必要がある。
送信側でいうと、アイフォンなどiOS機器はAAC、アンドロイドはapt-Xに概ね対応している。

ブルートゥースイヤフォンはスペックにapt-XともAACとも書かれていなければ、ほとんど基本のSBCに対応しているだけだろう。そしてSBCにしか対応していないイヤフォンでは音の遅延は避けられない。
うちにはこのサイトでも紹介したブルートゥースイヤフォン、Anker SoundBuds Slim+がapt-Xに対応しているのでいいだろうと思った。
イヤフォンがapt-X ロー・レイテンシーに対応していれば、より遅延が小さくなるのだが、とりあえず手持ちのもので試してみることにした。

■外観

45╳45╳15ミリと大変コンパクト。
デザインも、他の競合機器がだいたい黒の無骨なものが多い中、アップルのブルートゥースイヤフォンのエアーポッズのケースによく似ていていい感じ。

■使い具合

マイクロUSB端子にコードをつなぎ電源供給。
この装置はバッテリー駆動とUSB電源供給の切り替えスイッチがついていて、今回のように据え置きで常に電源をつなぎっぱなしで使用する場合は、そちらに切り替えておけばバッテリーを常に充電状態にしておくことでの劣化が防げる(はず)。
今回はPCモニターにつなぐので、モニターのイヤフォンジャックからこの装置のミニジャックに接続。
そして送信と受信の両方の機器をペアリングさせればオーケイ。
問題なく接続でき、もちろん音も聴こえる。

■音の遅延

音の遅延はというと……。
ほとんどないといっていいと思う。
厳密に測ればあるのだろうが、実際にゲームをしても遅れていると感じることはなかった。
ちなみにSBCでは約0.2秒の遅延が発生するらしい。
AACだと約0.12秒、aptXだと約0.07秒、ロー・レイテンシーだと約0.04秒とのこと。
この商品のアマゾンのレビューで音の遅延がひどいなどと書かれたものがあるが、おそらくapt-Xに対応していないブルートゥース機器で聴いているものと思われる。
いまどきのゲーム機がコントローラーはブルートゥースで接続しているのに、音声はブルートゥースで飛ばさないものが多いのは、対応した機器を接続して聴かないと遅延が発生してしまうからだろう。

[まとめ]

■いいとこ

apt-X ロー・レイテンシーに対応。
電源の入力切替あり。
デザインよし。
値段安い。

■悪いとこ

いまのところとくになし。

この手の機器が必要なら買い。

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~/Library/Preferences/ByHost/com.apple.loginwindow.xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx.plist
のファイルを何もアプリケーションが起動してない状態でロックする。
すると、ウインドウ開きまくりで、再起動や終了時の「再開」のチェックをはずさなくても、次回起動時に素で起動する。
概ね…。


前略、



 またしても逃亡したペットがでたようです。このオカメインコには日本には珍しい懸賞金が付いています。なんと5万円! オカメインコはペットショップではいくらくらいするものなのでしょう。犬、猫ならともかくインコでも飼い主は個体の区別がつくのでしょうか。このインコは名前と住所はしゃべらないのでしょうか。
 これで思い出したのは「松医者」という落語。桂米朝版しか聴いたことはありませんが。

 ご隠居の盆栽の松が枯れかかっていて、植木屋も見放してしまった。それをを大事にしているご隠居は自分の寿命もこの松といっしょに終わるに違いないとひどい落ち込みよう。
 ご隠居の知り合いからそのことを聞いた男が、自分を植木の医者だとうそをついて紹介してくれと頼む。その男、ご隠居の松をかなりの重症で入院が必要といって持ちかえると、そこらじゅうかけずりまわって、似たような松を探し当てて、ご隠居の松の記憶も薄れた頃合いを見計らって、治りましたと持っていった。
 ご隠居はたいそう喜んだ。男はいい薬をたくさん使ったのでと高い料金を請求する。ご隠居は高いと思ったが、自分の大事な松が元気になったんだからと納得する。しかし…。
「高うてきつい薬を使いすぎたんではないか?」
「なんでです?」
「きが違うてしもうた…」

草々
 




ATOMの3G(WCDMA)の対応バンドは1/2/4/5/8なので、DocomoのFOMA(バンド1)は当然対応しているが、FOMAプラスエリア(バンド6)には対応していない。
しかし、海外製のSIMロックフリー端末ではバンド6に対応していなくてもバンド5に対応していればFOMAプラスエリアで使えるものがあるらしい(バンド5がバンド6の周波数を含んでいるかららしい)。

ATOMで試してみた。
利用するバンドを制限するアプリがあればその場で検証できるのだが、その手の有名アプリの
Network Signal GuruはQUALCOMMのチップでrootも取ってないといけないので使えない(ATOMのチップはMediaTek)。
なので、近所でバンド1はないけどバンド6なら使えるという場所を探さなければならない。
Docomoのエリアマップを見ると、ほぼ全域がバンド1で埋め尽くされていたが、ところどころFOMAプラスエリアもあったのでいくつか目星をつけて行ってみた。

LTEを切り、利用している電波のデータを見ることができるアプリ(Network Cell Info Lite)を入れて、いくつか回ってみたのだけど、だめだった。理論上FOMAエリアではないけど、FOMAプラスエリアだというところに行ってみても、弱くはなっているもののFOMAのバンド1を掴んだまま離さないので、バンド6を掴むかどうかがわからない。

自転車で走ってもうちょっと遠くのそれらしい場所に行ってみたら、ついにバンド1が切れた。そしてアプリがバンド5の電波を掴んでいることを表示した。
おお、これはバンド6のFOMAプラスの電波だろう。使えるのかと思ったのだが、電波を掴んでアンテナアイコンも立っているのだが、データ通信はできなかった。
電波が弱いのかと思って周辺を歩き回り、油断するとバンド1を掴んでしまうので苦労したが、バンド5でアンテナが2本立っている状態でもデータ通信はできなかった。
電波を掴んでもその先の処理はできないのかもしれない。
実際アプリはときどきバンド8を掴んでいると表示することがあった。バンド8はソフトバンクのWCDMAのバンドだ。掴める電波があれば、とりあえず掴むのだろう。

バンド6を使うためにはなんらかの改造が必要なのでしょう。残念。


ちいさいアイフォンを買った。iPhone 5s。ヤフオクで。
中古のケータイを買うのは初めて。
ケータイを買うのも初めて。
知らないことがいろいろあった。
中古ショップで買うなら比較的安心だが、個人売買だといろいろな地雷が埋まっていることが分かった。

地雷その1。ネットワーク利用制限。
不正防止のためにケータイ会社側から個々のケータイを遠隔から使用できなくするシステム。
ケータイ会社のサイトで製造番号を入れれば制限がかかっているかは確認できる。
一度制限がかかった端末は基本解除できないらしい。
丸、三角、バツで制限具合が出る。丸じゃないと困る。

地雷その2。ローン途中の端末。
ネットワーク利用制限が丸でも、端末料金の割賦が途中の場合は、買った後に売った人が払うのをやめてしまったらのちに利用制限がかかってしまう可能性がある。
端末料金が完済しているものじゃないと安心できない。

地雷その3。アイフォンのアクティベーション・ロック。
アイフォンはなくしたり、盗難にあった場合に、利用者がネット経由で利用者のアップルIDでログインした端末にロックをかけることができる。
なので、ロックのかかっていない、そしてログインした状態じゃない端末じゃないとだめ。
ヤフオクではロックのかかったアイフォンをつかまされてしまった人が、正直にロックがかかっていることを申告して出品していたりする。
アップルのアクティベーションロックはOSのバージョンによりバグがあって解除する方法があるようだから、あえてそういうのを安く買うというのもなくはない。

そして、格安simで使うなら、simフリー端末か、simにあったケータイ会社(だいたいドコモ)の端末を選ばなくてはならない。
アイフォン6が出た後なら、5が大量に市場に出るからオークションの値段も下がるかと思っていたのだけど、そうでもなかった。というか落札価格は上がっていたような気がする。失敗か。

アイフォン5s



前略、

「エターナル・サンシャイン」
 Eternal Sunshine of the Spotless Mind

 脚本:チャーリー・カウフマン
 監督:ミシェル・ゴンドリー

 いいね。もともとこういう構成の凝った映画は好きだ。
 チャーリー・カウフマンの脚本は、観客が設定を聞いて予想するストーリーを微妙にはずし、そしてその先を行く。それでいてハリウッド式ではないかもしれないが、ストレートなラブストーリーに仕上がっている。
 でも、やはりこのキャスティングは失敗だったのではないだろうか。いまやハリウッド映画はスターが出ていなければろくな予算が取れないし、ヒットしないと思われているから、大物は必要だったのだろう。比較的地味なこの作品にたくさんのスターが出ている。主役には説明の必要もないジム・キャリーケイト・ウィンズレット、脇にカースティン・ダンスト(「スパイダーマン」)やイライジャ・ウッド(「指輪物語」)など。
 脚本家や監督のインタビューを読むと、主役二人の設定は「退屈で地味でだめなおっさん」と「彼をひっぱりまわすテンションの高い若いパンク娘」だった。
 ジム・キャリーはいつものハイパーテンション芸を捨ててちゃんと役になりきっているが、それでもスマートで男前すぎてだめなおっさんには見えない。
 ケイト・ウィンズレットもオスカー・ノミネートもされた、こちらはハイパーテンションの切れたパンク娘を演じているが、「タイタニック」のときからいわれていた貫録ありすぎな外見で、当時29才あたりだったらしいが、おっさんと付き合ってひっかきまわす若い娘には見えなかった。ジムが若く見えすぎ、ケイトが年取って見えすぎるため、本来はアンバランスなカップルじゃないといけないはずの二人は全然お似合いなのである。
 ケイトがおばさんすぎるのは、後で付き合うことになるホビット族(イライジャ・ウッド)との関係にも問題が出てくる。イライジャが子供っぽく見えるので、ケイトおばさんとのカップルが不自然なのだ。
 ケイトの役はいっそのことクリニックの受付嬢役のカースティン・ダンストでもよかったくらいではないだろうか(彼女にオスカー・ノミネート級の演技ができるかは別にして)。
 主役二人のかんじはちょうど「ゴースト・ワールド」のスティーヴ・ブシェミソーラ・バーチがぴったりなのではないだろうか(あるいはスカーレット・ヨハンソンでもいけそう)。
メメント」と二本立てで見ることをお勧めする。

草々
 


前略、

iPodは第4世代になってメインメニューに「曲をシャッフル」というメニューが加えられた。iPodソフトウェアのヴァージョン3の機能なのだが、ぼくの持っている第3世代iPodには対応していない(そのうちに対応するのだろうか)。
実際にこのメニューがどんな機能を持っているのか詳細は知らないのだが、第3世代iPodでもiTunesのスマート・プレイリストで似たようなことができるだろうと思ってやってみた。

(以下、ぼくのマックはOSもアプリも英語環境にして使用しているので英語表示ですが、もちろん日本語環境でも同様に使用できます)


最初にシャッフルしたい曲のリストを指定して(スマート・プレイリストの項目で別のスマート・プレイリストも指定できる)

「Last Played is not in the last 4 weeks」などと最近かかった曲を除外して

「Match all of the following conditions:」で、これらのすべての条件に一致する曲を選んで

「Live updating」ライヴ・アップデイトをかけ

「Limit to 5 hours selected by random」曲数、時間などを設定して、もちろんランダムに選ぶ。

こうすれば、指定した曲が指定した数だけランダムに並んだプレイリストができあがります。
iTunesでこれを再生すると、最近かかった曲を除外していて、ライヴ・アップデイトがかかっているので、再生が終わった曲はその瞬間にリストから消えて、新しい曲が追加されます。

このスマート・プレイリストをiPodとシンクすれば、iPodの設定をシャッフルにしていなくても自分の好きなプレイリストをランダムにかけることができます。

ただし、iPodのなかではスマート・プレイリストのライヴ・アップデイトはiTunesと同じようには機能しません。
iTunesのようにプレイリストの再生中に曲が更新されるのではなく、再生中でもよいのでMENUボタンを押して、いったんそのプレイリストから出る(メニューなどに戻る)とリストが更新されます(再びプレイリストに戻るとすでに再生された曲がなくなっているのが確認できます)。
ただし、プレイリストの条件によってはリストから出てもリストが更新されない場合があります。この場合は次にiTunesとシンクしたときにリストが更新されます(どんな条件の時にこうなるのか研究中なのですが、まだ解明されていません)。

この機能の応用で時間を指定してリストを作る機能を利用して、たとえば「30分ミックス」とか「60分ミックス」などの「時間指定ミックス」を何種類かつくっておけば、プレイリストの曲が終わったところで指定した時間がたったことが分かるので便利でしょう。もちろんリピートの設定ははずしておく必要があります。
ただし、この機能はiTunesでは使えません。ライヴ・アップデイトがかかっていると、つぎつぎと新しい曲が追加されるので再生に終わりはなく、ライヴ・アップデイトがかかっていないとプレイリストはずっと同じままなので役にたちません(「スマート・プレイリストを編集」すると更新されますが)。

草々

[追記]ぼくは音楽ファイルのタグの「grouping」の欄に音楽の国籍やら性別やら特徴を書き込んでスマート・プレイリストの選別に利用していたのですが、この「grouping」を使ったプレイリストが、上記のiTunesにシンクするまで更新されないリストに当てはまるようです。今しばらくいろいろ試して検証してみます。


5月30日(火)晴れ
 7時起床。出発。三浦半島を南下する。このへんからの海沿いは崖になっていて道も上り下りが激しい。南端の城ケ島へ行こうと高台から三浦港へ坂を下りていったら、城ケ島へは高台の上から橋が伸びていて、また高台を登るはめに。
 城ケ島から海沿いに東へ。途中で弁当を買い、島から見えていた風力発電の風車をめざす。ああいう風車のあるところはだいたい公園になっているのだ。思ったとおりで、そこで昼飯を食って休んでいるうちに、そこがなかなかいいキャンプ場であることに気がついた。きれいなトイレと水道もある。まだ、昼をすぎたばかりでほとんど進んでいなかったが、そこに腰を据えることに決定。洗濯をしたり、本を読んだり、公園に来た人と話をしたりして過ごす。
 夜になり、テントを張って、眠る。昨夜のように波の音がうるさいということはないが、今日も風が強く、風車のモーターが発電する音がけっこううるさかった。
 ショックな出来事が起こった。夜中に起きて、頭がかゆくてたまらないので外の水道で頭を洗ってテントに戻ったら、ライトをつけて入口を開けたままにしていたので蚊がいっぱい入っていた。蚊取線香を焚いて退治した後、金属製のクリップではさんで火を消そうとしたら、火の付いた部分が折れて飛び、テントの床に落ちてしまった。
「うぎゃーーー!」などと奇声を上げる間もなく、エイリアンの体液に溶かされていく宇宙船のように、テントに敷いた銀マットとテントの床は溶けて穴が開いてしまった。
 テント内での火気使用は注意しましょう。
(27.64km/2h03m・計104.0km)


クラウドファンディングが一般的になってきて、ぼくのまわりでも利用する人が出てきた。
でもあれのほとんどはファンディング(資金調達)でもなんでもないと思う。
投資に見合う見返りがあるものはほとんどない。
むしろクラウドベッギング(crowdbegging)と呼んだほうがいいんじゃないか(beg = 施しを乞う、乞食をする)。

日本のサイバーエージェントがおこしているクラウドファンディングサイト、マクアケでは集まった資金の2割を会社が持ってくらしい。
目標額に達しなくても資金が支払われるというのもなんなんだか。
物乞いのあがりをぼったくるとは極悪!


3月11日
邦人、ラスベガスで金品盗難

[ラスベガス10日]
10日夜、米国ネバダ州ラスベガスを旅行中の日本人Aさん(28)が宿泊中のラスベガス大通りにあるゲイトウェイモーテルに外出から戻ったところ、室内が何者かによって荒らされているのを発見、同地の警察署に通報した。
被害者のAさんによると宿泊中のモーテルを3時間ほど外出した間に何者かが部屋に侵入し、金品を持ち去ったらしい。室内には被害者の持ち物が散乱しており、鍵をかけていた鞄は切り裂かれ、中を改められて金目のもののみが盗まれたという。

盗まれたものは以下の通り。
旅券(パスポート)、現金 約10万円、旅行者用小切手 米ドル2400ドル分(約30万円)、カナダドル5000ドル分(約55万円)、カメラ、ウォークマン、腕時計、クレジットカードなど。

つづく


6月14日(水)晴れ
 このルートの本州最高地点(といっても標高500メートル足らず)を過ぎ、一戸町、二戸市を通り、三戸町からは青森県に入る。この日は逆風が強く、1.5倍はエネルギーを消耗している感じ。少しくらいの下り坂ではこがないと全く下りてくれない。
 国道といえども田舎道で食べるところもたいしてない。その日はそんな予感はしていたので朝から飯を炊いて食いだめして、キャンプ地と食事をするところを求めて逆風の中だらだらと前に進む。結局、八戸市まできてしまう。
 食事をして、銭湯へ行き、キャンプ地を探す。馬淵川の川原におあつらえ向きの野球グラウンドをみつけ、レフトの外野の芝生にテントを張った。
(96.48km/6h23m・計1092.6km)


6月15日(つづき)
 出発。そのまま、太平洋側を北上。昼になっても濃霧は全く晴れず、霧雨に近く、じっとしていれば霧なのだが、走り出すと体中べっちょりと濡れてしまう。
 六ケ所村に入り、原子力発電所などが続く。一年中、こんな天気ではないだろうが、原発などがかたまってある理由がわかったような気がした。
 キャンプできるようなところも見つからないので前に進むしかなかった。風まで強くなってきて、もう最悪の状態。
 疲れてしまって、もうどこでもいいって感じで、海岸に入っていってテントを張る。朝から何も食べてなかったので、飯を炊きカレーライスを作る。風は強くなっていた。
 カレーライスを食べていたら、強い突風が吹いた瞬間、テントが体にぶち当たってきた!
 テントを地面に固定してあるペグがはずれ、テントが突風にあおられて飛ばされそうになっていた。地面がやや固い砂浜程度のところだったのでペグがはずれやすかったのだ。
 テントの中に荷物と自分がいて重しになっているので、その場になんとかとどまっている状態。テントの中から必死になって押さえるが、そんなことをしたからどうなるものでもない。風は治まる様子がないからこの状態から再びテントを元に建て直すのは完全に無理だった。
 とりあえずテントの中の荷物をまとめ、外へ出て、ポールをばらして、フライシートが飛ばされないように注意しながら、なんとかテントをひとまとめにする。ここで何かが飛ばされてしまったらもう取り戻すことはできない。
 とりあえず抱えられる荷物を持って、村の方へ走る。強風の吹く中、たまたま歩いているおじさんがいて、この村に民宿があるかどうか訊ねる。宿がないとかなり絶体絶命だ。天気予報では夜から雨が降るといっていた。
 あるというので、場所を聞き、そこへ向かう。民宿に着く、部屋は空いているという。料金を聞き、一切値切らずに投宿する。もう一度、往復して残りの荷物と自転車を回収して、やっと一息ついた。
 熱い風呂に入り、洗濯をする。ラジオが東北北部も梅雨入りしたことを伝えていた。ひさしぶりにふとんで眠った。
(88.52km/5h20m・計1181.2km)


前略、


 やってしまいました。グラフィック・デザイナーが最も恐れることのひとつ。
「シール貼り」の刑です(もっと恐ろしいのは「全部刷り直し」の刑ですが、幸いまだこれにはあっていません)。

 同じ会社のライターが書いた原稿を元にパンフレットをデザインし、校正し、印刷が上がり、納品されました。
 そこに依頼人からの恐怖の電話…。
 文章の途中に突然おかしな空白がひとつ入っているという。

「…平野の中にそびえる とした姿は、…」

 たしかに。
 入稿したデータをチェック。
 最悪! 入稿したデータも同じように空白になっている。完璧なこちらのミス。
 ライターの書いた原稿を見ると、

「…平野の中にそびえる凛とした姿は、…」

 と「凜」になっている。なぜ空白に。そのテキストをコピーしてDTPソフトにもう一度流し込んでみる。
 げげっ!「凜」のところが空白に化けた。なぜだ!

 解説しよう。なぜかというと、この時に使用した「凜」という文字はマッキントッシュのOsakaフォントをはじめ一般的なフォントにはあるが、ポストスクリプト(OCF)フォントにはないのだった。
 この時に使用した「凜」という文字はシフトJISのEAA3の「凜」で、同じ読みで微妙に形の違う「凛」が997Aにもあって、この「凛」ならOCFフォントにもあるのだ。
 OCFフォントにある「凛」が正字で、シフトJIS、EAA3の「凜」は異体字ということらしい。
 EAA3の「凜」は異体字にもかかわらず、Mac OS 9のOsakaフォントに含まれているが、OCFのポストスクリプトフォントには入っていないのだ。
 なぜわざわざこのライターは異体字を使ってきたのか。こだわりなのか。
 実はこのライターは、「慣れていて他では書けない」という理由でシャープのワープロ専用機「書院」をいまだに使っており、DOS変換し、フロッピーディスクでテキストをやり取りしている。どうやら書院では「凛」の異体字が出てくるようだ。
 同じようにOsakaフォントにはあるが、OCFのポストスクリプトフォントにない文字としてシフトJISのEAA4の「熙」がある。さらに付け加えれば、これらの二文字はCIDフォントには加えられたのでCIDフォントでつくればちゃんと出力される。

 いや、もちろん分かっています。みなまでいうてくださるな。この事故の本当の原因はフォントがどうたらこうたらということではないのだ。
 今回テキストをDTPソフトに流し込んだその瞬間から、ずーーっと、すべてのカンプや色校正でこの文章は空白が入ったままだったのだ。事故の原因はミスに誰も気がつかず、すべての校正をすり抜けて印刷され、納品されてしまったことなのだ。反省…。

草々
 


前略、

カイロから、夜行列車でアスワンへ。
一気に最南の都市まで下ったので、暑さもかなりなもので、体温計で気温が計れた。ある日の夕方4時のホテルの室内の気温は39.5度、計ったのは電子体温計だったが、水銀式の物だと鞄に入れて外を歩いている間に温度が上がり過ぎて破裂することもあるそうだ。
安宿にはエアコンがないので、夜はベッドのマットレスが電気毛布のように熱く、何度も水をまいて気化熱で冷やさないと眠れなかった。世界には体温計では気温が計れないほど暑くなるところも多いので、この程度は大したことないという人もいるだろうが、ぼくは40度のアスワンとマイナス10度のモントリオルなら、まだモントリオルのほうがましという人間なのでこの暑さはたまらない。

夜中の3時半に起きてアブ・シンベル神殿の半日ツアーに出る。エアコンもないボロいワゴン車が来て、いくつかの安宿で客をピックアップした後、出発した。
砂漠の中をひたすら4時間ほどひた走ると、アスワン・ハイ・ダムでナイル川を堰止めてできた人口湖のナセル湖のほとり、スーダンの国境に近いところにある神殿に着く。
この神殿は3000年以上前の新王国時代にラムセス二世が作らせたものなのだが、3000年後、ダムができる時にナセル湖に沈む場所にあったので、大きなブロックに切り刻んで今の場所に移転させたそうだ。
2時間ほどの見学の後、帰途に着く。再び、砂漠の中をひた走る。行きは夜明け前からの涼しい時間だったので眠って来られたが、帰りはまだ午前中とはいえ、すでに十分に激しい太陽の下で砂漠を突き進んでいくことになる。
ぼくはこの道のりを甘く見ていて、アスワンを出る時、ミネラル・ウォーターを1リットルほどしか持ってきてなくて、その水は帰り道の早いうちになくなってしまった。神殿の売店にも水は売っていたのだが、足元を見てかなり高い値段になっていたし、まだ残っていたので大丈夫だと思って買わなかったのだ。
水が切れてしばらくすると、ぼくの体は脱水症状を呈してきた。口を開けると水分がそこからどんどん逃げていくのが分かるような気がする。目からも湯気が出てるんじゃないかと思うほどだ。この辺りでは汗をかくこともない。実際はかいているのだが、すぐに蒸発して乾いてしまうので肌はいつもさらさらなのである。

手が震えだした。地平線には蜃気楼があって、道の先にある丘をいくつ越えても次の丘が見えるだけで、町は見えてこない。
アブ・シンベル神殿へはお金を出せば飛行機で行ける。他には全く何もない場所に神殿の観光だけのために空港があるのだ。それが無理でも、少しお金を出せばエアコンの付いた観光バスでも行けるのに、それをケチったためにサスペンションが壊れてがたがたと揺れ、開けた窓からは体温より熱い完全に乾ききった熱風が吹き込むワゴン車でぼくは干からびて生きながらミイラになろうとしていた。
薄れゆく意識の中でぼくはユニセフを恨んだ。移転する時にアスワンまで持ってきて組み立ててくれればこんな苦労はせずに済んだのだ。いや、それをいうならラムセス二世が先だ。3000年前に彼がこんな辺鄙なところ(当時は今ほど辺鄙ではなかったのかもしれないが)に建てず、素直にルクソールに立てておけば…。
「ラムセス二世のアホ〜!」

草々


前略、


 カーボーイロック
はダホン社純正の自転車用ワイヤーロック。
 これはけっこうすぐれもの。普通のワイヤーロックは長さや太さはいろいろでもだいたいワイヤーの両端をロックして大きな輪を作るものが多い。カーボーイロックはもちろんそういう大きな輪を作ることもできる上に、ロック部分が細長くなっていて、反対側の端に小さな輪があり、まずロック部分をその輪に通して、さらにロック側にも輪を作れるので、ワイヤーの両方の端に二つの輪を作ることができる。カーボーイロックのカーボーイとは投げ縄の輪のようにできることからきている(言葉では説明しにくいね)。
 収納時はロックのないほうの輪をサドルとレールのあいだに通して、残りをシートポストに巻き付けて固定している。
 どこかに駐輪するときは、端をサドルに固定したまま、後輪を通し、さらにフレームを通し、なにか固定された柱があればそれを抱かせて、前輪にもうひとつの輪を作ってロックする。こうすればクイックリリースですぐはずれるようになっている車輪やシートポストも同時にロックできる。ハンドルもクイックリリースで抜けるようになっているのだが、これはどうしようもない。ブレーキや変速用のワイヤーが付いているのですぐには抜き去れないと思うしかない。
 ワイヤーの太さが4ミリのものと8ミリのものがあって、値段はたいして違わない(しかも一般的なワイヤーロックより安い)ので、最初は当然太い8ミリのほうだと思っていたのだが、取り回しの簡単さを考えたらやはり4ミリのほうがいいと思い直してそっちにした(8ミリのものには付いている自転車に取り付ける器具は4ミリのものには付いていない)。ワイヤーカッターを持った本気の自転車泥棒に来られたら4ミリも8ミリも変わらないんじゃないかとも思う。

草々


iOS(アイフォンとアイパッド)からアンドロイド端末にスイッチした。
一番難儀したのがアイチューンズからの音楽転送。
アイチューンズのプレイリストをワイファイで無料で転送するにはどうすればいいか。
その方法。

必要なもの。


Synctunes | Productive android applications


アンドロイドとPCにそれぞれインストール。
転送するプレイリストはあらかじめアイチューンズで作っておく。
アンドロイドとPCが同じワイファイにつながっていることを確認して、両方で起動。
PCのアプリからアンドロイドに接続して、転送するアイチューンズのプレイリストを選ぶ。
同期する。
プレイリスト対応の音楽プレーヤー(GooglePlay Musicなど)で聴けます。