前略、

 愛機パワーマックG4キューブが何ヵ月も前から調子が悪くなっていた。
 ある日、突然起動しなくなり、本体から「カーン、カーン」「カカカカカカッ」という異音がしだした。もうこれは逝ってしまったと思ったのだが、あることをすると一時的に治るということが判明した。
 叩くのである。
 コンピューターでも叩くと治るのだというのは、ちょっとした発見だった。治った後にノートンなどのディスク・ユーティリティをかけると、案の定、たくさん異常が見つかったがだましだまし使っていた。
 音からしてハードディスクの異常だというのはほぼ間違いないだろうと分かっていたが、叩けば治るというのと、このハードディスクは1年ほど前に純正の20GBから入れ替えたばかりの80GBのものだったので、さらにお金をかけて直す気持ちになかなかなれなかった。
 ある日、何もしないのに突然治るのではないかとも考えていた。実際、ゴールデン・ウィークに実家に帰っている間、さわらずにいて帰ってきたらしばらく異常が起こらないので治ってしまったのかと思ったこともあった(ファンレスのキューブに7200回転のハードディスクだと熱の問題とかがあるのだろうか。実際のところかなり熱いのだが)。
 最近、OSをタイガーに変えたのみたものの、やはり調子はよくなかった。というか、調子はどんどん悪くなり、キューブを叩く頻度は高くなり、叩くだけでは治らないことも多くなり、蹴り始めた(「自分のいうことを全然聞かないもので、つい手が出てしまいました…」)。
 もう臨終の日は近いと観念してそろそろiBookかPowerbookでも買おうかと思っていたのだが、先日のインテルプロセッサーへの移行の発表があって、もうインテル版マックが出るまでキューブでがんばることにした。
 なにか手を打たなければならないのだが、ハードディスクを80GBに換えたので、現状ではバックアップをとる方法もないのだ。純正の20GBのディスクを入れ替えたときはiPodでバックアップを取ったのだが、もうそんなこともできない。
 まず考えたのは、外付けのハードディスクを買いバックアップをとって、今のハードディスクを初期化すればひょっとしたら治るのではないかということ。これで治らなければ、新しい内蔵ディスクを買って入れ替えなければならない。
 正直言って、もう丸4年使っているキューブにあまりお金はかけたくない。さらにいろいろと考えた結果、もっと安上がりな方法があることが分かった。
 新しい内蔵ハードディスクを買った。今入っている同じ容量のディスクだと悔しいので、「これはたった1年で故障したハードディスクを入れ替えているのではない、ハードディスクをアップグレードしているのだ」と思えるように120GBのハードディスクにした(キューブは132GB以上のハードディスクは認識しないらしい)。新しく買うものはこれだけでいい。
 いきなりハードディスクを入れ替える。これは以前、純正のものを入れ替えたことがあるので問題なくできた(ばらすのに星形のトルクス・ドライヴァーが必要)。
 OSの入ったDVD-ROM(CD-ROM)で起動して、ハードディスクにパーティションを切って、OSを新規インストール。
 ここで本体をさらにばらして、DVDドライヴをはずす。本体スイッチがついている天板とDVD側の側板をとれば簡単。
 DVDドライヴからコネクターをはずし、はずしたハードディスクのジャンパスイッチをスレーブに設定して、DVDドライヴが付いていたコネクターを付ける。
 これで起動するとキューブはハードディスクを二つとも認識してマウントするので、死にかけのハードディスクの中身をコピーできる。
 で、死にかけのハードディスクをはずして、DVDドライヴを元に戻したら、全部組み立て直して終了。1万円かからずに内蔵ハードディスクを買うだけで、拡張性の全くないキューブでもバックアップを取って、ハードディスクを入れ替えることができました。
 ふぅ、これで最低、あと1年か1年半ほどはがんばってもらわないと。

草々


6月21日(火)雨ときどき曇り
 夜降っていた雨は朝起きたときには止んでいたが、テントから出て外を見たら降っていないだけで真っ黒な雲が空を覆っていたので出発しないことにする。
 昼過ぎからはやはり再び雨が降ってきた。ごはんを作り、食べ、お茶を飲み、雨読(ロアルド・ダール)する。
(0km/0h00m・計1416.2km)

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6月24日(土)曇りのち晴れ
 7時頃起床。まだくもっている。小樽にもう一泊することも考えたが、軽くうろついて出発することに。
 今回の旅では札幌には寄らないことにした。札幌だけでなく、大都市には行かないことにしていた。大きい町ではテントを張るのは難しいし、方向音痴なので道に迷ってしまうのだ。
 札幌は避けて、石狩川方面に向かう。今回、荷物を軽くするために北海道の地図はダイソーの北海道全部が大きな一枚にはいった100円のものを持ってきているだけだった。それによると石狩川をさかのぼるには、国道337号線をずっと進めばいいだけのはずだった。しかし、地図に従って進んでいたはずなのに337号線はいつのまにか231号線になっていた。でも走っている道には間違いがないようだった。
 そして石狩川に沿っていくには、地図によればその道から右折して337号線を行けばいいはずで、海沿いにまっすぐ行くと231号線になっていた。
 途中、右折するそれらしい道があったのだが、県道となっていたのでまだだと思って直進する。長い坂を上って丘の上を走るが、それらしき右折する国道はない。走っていた丘の上から長い下り坂を少しおりたところに工事中の看板がありそこの地図を見てみると、先ほどの右折する県道が国道337号線となっていた。
 どういうことなのだろう。以前は337号線だったものがそうでなくなったのだろうか。とにかく道を間違えたことだけは間違いなかった。
 考えられる選択肢は三つ。一つ目は石狩川方面を行くのはやめて、このまま海沿いを行く。しかし、この先は坂がきついのでそれを避けるために石狩川方面に行こうとしていたことを考えるといい案とはいえない。二つ目はこの近くで右折して無理矢理本線に復帰する。これはさらに道に迷って取り返しのつかないことになる可能性大だった。結局、三つ目の一番穏当で退屈な、元へ戻るという選択をすることにした。
 曲がらなくてはいけなかった県道まで8キロほどあった。往復16キロの無駄足。
 しばらくは本当にこの県道で間違いないのかといまいち不安だったのだが、当別町に入るとやっと安心でき、当別川の橋を越えるときにいい感じの川原の公園が見つかり、そこにテントを張ることにする。川原はそれほど広くないが、川沿いに長く延びた公園にパークゴルフ場などが整備されていて、簡易トイレなどがあった。水道がないのは困ったが、近くに大きなスーパーがあったので、食料調達のついでに水を汲ませてもらった。
(81.48km/5h02m・計1630.7km)


前略、

ぼくは移動手段に選択の幅がある場合、タクシーよりバス、バスより列車、列車より船というように、より車体、船体の大きい、自由に動ける範囲の広いもの(しかも安ければいうことない)が好みで、飛行機は大きな海を越えるとき以外なるべく使わないようにしている。

飛行機は嫌いなのだ。
しかし、怖いからとか落ちるからとかが理由ではなく、乗ること以外の部分に嫌いになる理由が多い。

飛行機に乗るには事前に予約をしなければならず、同じ路線でも時期や航空会社、代理店によって値段がかなり違うのが面倒で、まず気に入らない。
そして空港はどこの国でも町から離れたところにある(でも成田より遠い空港ってあるの?)。
空港へも出発の1時間も2時間も前から空港に行かなければならないし、空港内は食べ物などが高いのが気に入らない(マクドナルドの安売りキャンペーンもだいたい空港ではやっていない)。
そしてこれはなぜかは分からないし、ぼくだけかもしれないのだが、空港にいる搭乗客がみんなバカみたいに見えるのだ。バス・ターミナルや駅ではそんなことは感じないのにどうしてだろう。へんにうれしそうではしゃいでいるからだろうか。

搭乗手続きでは大きな荷物は託送荷物として預けなければならない。自分の大事な荷物を手放して他人に預けるのが気に入らないし、荷物の中身が一部なくなったり、壊れたり、違う飛行機に積まれて何千キロも離れた知らない場所へ運ばれていってしまうことがあるのも気に入らない。

出国審査を済ませると、機内持ち込みの荷物の検査がある。ガスやオイルなどの可燃物、火薬、刃物、銃器などが持ち込めないのは当たり前だが、カメラの電池が持ち込めなかったこともあり気に入らない。ちなみに、水銀式の体温計なども本来持ち込み禁止である(なんで?)。

それらを済ませ、なんとか搭乗口までたどりつく。座って待っていると、ここでいつも必ずぼくの理解できない不思議なことが起こる。まだ開いてもいない搭乗口の前で、並んで待つ人が現れるのだ。それもかなりの数の人が何分も何十分も前からぞろぞろと並び始める。すでに搭乗手続きを済ませて、搭乗券を受け取り、座席の指定も受けているのに、搭乗口の前でぼけーっと立って待つことに何か意味があるのだろうか。
搭乗手続きのために早く来て並ぷのなら分かる。窓際に座りたいとか、通路側がいいとかの希望がある場合以外にも、航空会社はいつもキャンセルを見込んで予約を実際の席の数よりたくさん受けている(オーバー・ブッキング)ので、予約していても早く搭乗手続きしないと乗れないこともあるという(全く気に入らない)。その場合でも運がよければ、ビジネス・クラス、あるいは、ファースト・クラスに追加料金なしで乗せてもらえる場合もあるそうだ(それなら許そう)。
しかし、搭乗手続きをしてしまえばそういうことはない「はず」である。最近は爆弾テロなどを防ぐなど理由で、託送荷物を預けた客が全員搭乗したことを確認するまで出発しないことになっているほどなのである(どうしても客が現れなければ、その客の託送荷物を下ろして飛ぶ)。

いい加滅な三流の航空会社になると、搭乗手続きの際には席を指定しておきながら中は自由席ということもあるから、その場合は、まあ一応、並んで先に機内に入り込むことに利点がないことはないのだが、その他に利点があるとすれば、機内の新聞や雑誌を先に読めるというぐらいしかぼくには思い付かない(日本の新聞や雑誌をおいている航空会社には滅多に乗らないぼくにはこれもほとんど関係がない)。
いつも一番最後に乗り込むぼくが知らないだけで、なにか素晴らしい利点があるのであれば是非、教えてほしい。

機内に乗り込んでも、エコノミー・クラスの席はグレイハウンド・バス並みに窮屈で、出入りがしずらいのが気に入らないし、飛行機は始終出発が遅れ、よく欠航し、時々ひどく揺れ、たまに墜落し、まれに撃墜され、宇宙人に拉致されたりするのが気に入らない。

でも、本当をいうとぼくはまだ飛行機でトラブルらしいトラブルにはあったことはないのですが。

草々


前略、


 立川市に入り、土手の道から下りると広い河原に出る。中央本線の鉄橋の手前には大きなマンションが建ち、鉄橋をくぐってもさらにグラウンドが続く。
 グラウンドが終わったところ、立日橋の手前でちょっと迂回。土手に上り、多摩川に合流する残堀川を少しさかのぼり、歩行者用の小さな橋を渡る。この辺りは石畳やタイル張りになっていてスケートではとても滑りにくい。橋を渡ったら残堀川沿いに下り、立日橋をくぐれば、再び多摩川に合流する(Google Map)。
 日野橋をくぐり、立川公園沿いに滑っていくと再度石畳と橋にぶつかる。この橋は吊り橋を模した形になっていて、渡ると立川市から国立市に出る。

つづく



いろいろなスポーツや遊びが行われている広い河原


中央本線の鉄橋


日当たり良好な大きなマンション(裏手は?)


さらにグラウンドが続く。


立日橋の手前でちょっと迂回


石畳はスケートの滑走の敵


立日橋。左のトンネルをくぐる。橋の上はモノレール


吊り橋を渡ると国立市


 アイオーエス4がでた。
 アイポッド・タッチにも無料でアップデイトできる。
 でも初代アイポッド・タッチなので蚊帳の外。
 そして初代アイポッド・タッチが壊れた。
 なんてことだ。アップルはソニーのタイマー技術をライセンスしているのか。

 どこが壊れたかというと、ボタン。
 デザイン的に最も美しい初代アイポッド・タッチはハードウェアのボタンが二つだけ付いている。電源/ロックボタンとホームボタンだ。
 そのうちのホームボタンが先日、押し込まれたまま戻らなくなってしまった。
 アプリケイションを起動してもホーム画面に戻れない。
 アイコンの再配置ぶるぶるモードにしても元に戻せない。
 う〜ん、どうすればいいのだ。
 アップル製品は故障してもメーカ修理しようなどとは考えないほうがいいというのは常識である(冗談みたいに料金が高い)。
 自分で修理してみるか。
 検索してみると、このボタンはよく壊れる部分らしい。自分で修理した人もいるが、裏ぶたを開けるのがとても大変そうだ。
 ホームボタンが効かないだけで、他は全く正常なのでなにか解決策があるかも。
 アイコンの再配置ぶるぶるモードはロックボタンで元に戻せる。
 アプリケイションはロックボタンでは無理。いちいち電源を落とすしかないのか。

 そこで思いついた。このアイポッド・タッチはジェイルブレイクしてあるので、なにかいいソフトがあるんじゃないだろうか。
 ありました。
 SBSettingsに「Close Button Widget」というホームボタンの代わりをするソフトウェアボタンがあった。
「クローズ・ボタン」なので実際にはホームボタンの代わりというより、アプリケーションを終了させるボタンで、メールやサファリなどバックグラウンドで動くアプリケーションも終了させてしまうようなのは困りものだが、まあこれでまだしばらく延命できるだろう。


前略、

テヘランに数泊した後、イスファハンへ。


イスファハンはこぎれいな町で見所も多い。
これまではアジアといえどもイスラムの影響が大きくて日本と共通するアジアの文化を感じることは少なかったが、中東とインド亜大陸の間のこのあたりではイスラムやヒンドゥのド派手な趣味はなりをひそめ、博物館や骨董品屋で見る絵画や壁画に日本ともつながりの深かった飛鳥文化などに通じる落ち着いたアジアがやっと垣間見られてなんだかほっとする。


食事にも少しだけ我々なじみのアジアが顔を出す。
イランの名物料理はチェロケバブというもので、チェロとはごはんのこと、ケバブはアラブのものと同じで羊の串焼き肉。その名の通りごはんとケバブがセットになった料理である。ごはんはぱらぱらのインディカ米(タイ米が多いらしい)だが、アラブの飯のように味付きのピラフ風ではなく、普通に炊いた山盛りの銀シャリにバターがひとかけのって出てくる。これに普通、ヨーグルトとイラン・パン、生のタマネギ、コーラが付いてくる。
イラン・パンは、基本はアラブのパンと同じだが、機械で薄く固く大きく延ばしていて、新聞のように折り畳んで出てくる。ぼくにはあまりおいしくなかった。
食事にそれも米のごはんにコーラが付いてくるというアメリカン(!)な感覚にぼくはついていけないのだが、勝手に付いてくるので仕方がない。革命前についてしまった「悪癖」というやつなのだろうか。

ちなみにイランはティー・ドリンキング・カントリーでコーヒーより紅茶をよく飲む。ミルクは入らずストレート・ティーが氷砂糖のような硬い砂糖のかけらといっしょに出てくる。ぼくはその砂糖のかけらをなんの疑いもなく紅茶の中に入れてからスプーンがないことに気がついた。他のイラン人の飲んでいるのを見てみると砂糖は紅茶の中に入れるのではないというのが分かった。彼らは紅茶を飲む前にその砂糖のかけらを口の中に入れてしまい、それから紅茶を口に含んで口の中で砂糖を溶かしながら飲んでいるのだった。だからスプーンは必要ないのである。

チェロケバブに付いてくるコーラはコカ・コーラの瓶に入ってくる。
イランに来ると大悪魔アメリカの製品は全くないのかと思いきや、売店には缶入りのペプシ・コーラが並んでいたり、アメリカの音楽(インストゥルメンタルだったが)が聞こえてくることもあった。ペプシはドイツなどヨーロッパで生産したものを輸入しているようだった。
コカ・コーラは革命前は現地生産していたが、その後は撤退したと聞いていたので、チェロ・ケバブについてくるコーラは、値段も250リアル(約16円)と安いので、瓶だけ勝手に使った現地コーラだと思っていたのだが、1992年の終りからライセンス生産を再開していたらしい。ぼくはそのコーラを飲みながら現地コーラの割にはいい味出してるじゃないかととぼけたことを考えていた。

草々

 



 ついでにゲートルもいっとくか。
 これまで引いてきた日本語や英語の辞書の訳語に何度も出てきたゲートルとは。

ゲートル [(フランス) gutrês]
 ズボンの裾を押さえて、足首から膝まで覆うもの。多く軍服用。一枚の厚布や皮革製で脇でとめるもの、小幅の布を巻きつけるもの(巻きゲートル)などがある。日本では後者をいうことが多い。


ゲートル – Google Image Search

gait·er /ˈgeɪtər/ –noun
 1. a covering of cloth or leather for the ankle and instep and sometimes also the lower leg, worn over the shoe or boot. Compare upper (def. 7).
 2. a cloth or leather shoe with elastic insertions at the sides.
 3. an overshoe with a fabric top.


gaiter – Google Image Search

guêtre
 guêtre gaiter
 demi-guêtre spat


guêtre – Google Image Search

 ゲートルの元はフランス語。ゲートルには英語も日本語も意味にそれほどのぶれはないようです。で、ゲートルを日本語にすると…。

きゃはん【脚▼絆/脚半】
 (1)旅や作業をするとき、足を保護し、動きやすくするために臑(すね)にまとう布。ひもで結ぶ大津脚絆、こはぜでとめる江戸脚絆などがある。脛巾(はばき)。
 (2)「巻き脚絆」に同じ。


脚絆 – Google Image Search

きゃはん 脚絆
 leggings; gaiters.


 というわけで、レギンスに戻りました。
 これからは恥ずかしいので、スパッツとか、レギンスとか、カルソンとかいわないほうがいいのではないですか(特に外国では)。ではなんと呼べばいいのか、ちゃんとそのものを指していて、しかもかっこいい外来語がいいですよね。おあつらえ向きのがあります。
 これからは「パッチ」と呼んでください。朝鮮語起源の外来語ですから。


6月2日(金)晴れ
 しばらく走って九十九里浜に入る。最初のうちは自転車専用道があったが、道の続き具合の分かりにくい不親切な道で何度も道からはずれてしまった。それでも車を気にしないで走れるのはらくちん。
 昼食にお寿司屋さんに入って自転車旅行中であることを話したら、板前さんが若いころ競輪の選手をめざしていたということで話が弾み、定食を大盛サービスしてくれた。
 九十九里浜中ほどの人がだれもいないゴーストタウンの遊園地のような蓮沼海浜公園にトイレがあったので、そこから防風林を抜けたところの海岸でテントを張る。
(70.43km/4h50m・計314.0km)




 アイポッド・タッチをはじめて外に連れだした。ぶらり野良無線LANさがしの旅へ。
 野良無線LANとは、公共心あふれる方が、セキュリティ対策を施さずに周辺のみんなに開放している無線LANのこと。
 アイポッド・タッチは無線LAN(Wifi)機能をオンにしていると、数秒に一度、周囲にあるアクセスポイントの電波をスキャンし、利用できるものをリストにして表示する。セキュリティ対策が施されているアクセスポイントには南京錠のマークが付き、そうでない野良無線LANなどには付かない。アイポッド・タッチを片手にぶらり散歩をしながらその野良無線LANを探そうというわけだ。
 外に出てはじめて分かったが、外は無線LANの電波であふれていた。これまで無線LANには全く興味がなく、使おうと思ったこともなかったから、自分以外の人がこんなにも無線LANを使っているのかとびっくりした。散歩している間中、アイポッド・タッチが無線LANの電波を拾えないということはほとんどなく、多い時は(集合住宅の前などにいくと)一度に十以上のアクセスポイントをリストアップしていた。
 もちろんそのほとんどは錠のマークの付いたセキュリティ済みのもので、鍵なしのものは少ない。でも意外と多いのにもびっくり。といっても通信できないほど電波が弱いものがほとんどだった。
 そんななかでもいくつかは、道を歩いていても十分な強さの電波があり、セキュリティ対策を全く施しておらず、アクセス可能なものもあった。二時間ほどぶらぶら歩いていて十以上はアクセス可能なポイントがあったのではないだろうか。
 あと無線LANと液晶を付けっぱなしにしておくとアイポッド・タッチはバッテリーをかなり早く消耗することが分かった。二時間ほど散歩をしたらバッテリー残量があと20パーセントですというアラートが出た。出る前にも少しは使っていたから付けっぱなしで使えるのは三〜四時間ほどだろうか。ちょっと短いなあ。


6月11日(日)曇り
 石巻市へ。ここは石ノ森章太郎の生地らしく、彼のミュージアムがあり、009や仮面ライダーなどのキャラクターの像がたくさんあった。「バー009」というのがあり009に「おーおく」とルビがふってあった。
 海から離れ、北上川を上る。この先の三陸海岸はリアス式海岸で道の上り下りがとても激しいと聞いていたので内陸を迂回することにしたのだ。うまい具合に内陸の北上川に沿って平地が続いている。
 しかし、北上川はいくらさかのぼっても今までキャンプしてきた川のようにいい川原がなかった。全く川原がないか、広い川原があっても田んぼや畑になっているところが多かった。
 夕方が近づいてきたころ、川原の背の高い草っ原の中に刈ったばかりの部分をなんとかみつけて入り込んでテントを張った。当然、トイレも水道もなかった。
 持ってきていた米がなくなりかけていた。スーパーなどでは一番少ないパッケージは2キロで、自転車の旅人にとって2キロは重すぎるのでどうしようかとずっと悩んでいた。100円ショップで小さいパッケージを売っているというのを聞いていたのでみつけたら寄っていたのだが、どこも売っていなかった。
 途中の田舎のなんでも売ってる個人商店でわけを話して米の量り売りをしていないか訊いたら、してはいないのだけどいいですよと、自分のうちで使っている米から量り売りしてくれた。500グラムだけ計って売ってもらった。
(72.71km/4h32m・計817.7km)



よその管理サイトのリニューアルのために新しいデザインを考えたのだけど、ミニマルデザインはいまいちだったようで、しようがないので自分のサイトに持ってきました。


前略、

映画のDVDの音声をmp3化してiPodにおとしたのはいいものの、すでに見た映画ならなんとか雰囲気で筋は追えるとはいうものの、ぼくのような語学初心者には個々の台詞の聞き取りは何回聞いたってさっぱりわからない。
そこでシナリオがほしくなる。
日本の出版社でも日本語訳がついたシナリオの本を売っているけど、だいたいが一部のメジャー映画に限られている。
地元アメリカだとクラシックからインディペンデントまでけっこういろいろな映画のシナリオが出版されていて、日本でも大きな書店や通販で入手可能だ。
例によってインターネットでもダウンロードができる。
All Movie Scripts dot Com | Free Movie Scripts & Screenplaysなどからシナリオがダウンロード可能だ。ほんの一部読んだだけだけど、シナリオは最終決定稿ではないことが多いため、実際の映画とは違っている場合が多いようだ。どれぐらい違っているか、どこがカットされたのかをさがすのもまた楽しいのではないだろうか。

草々

 


 衝動買いをするとだいたい後悔するので、最低でも一日か二日は頭を冷やしてみることにしている。そうすると数日前にはあんなにもほしかったものが、「まだいらないや…」ということになることも多い(業務用缶バッジ制作マシンは買わないでおいてよかった…)。
 んが、今回はウェブサイトなどを読んでいたらもう辛抱たまらんようになって11月24日の夜中というか未明にアップル・ストアにてアイポッド・タッチ8GBを注文。
 アップルの製品はいつもあまり値引きがないのだが、タッチに関しては探してみると一割引くらいのところはけっこう見つかった(アマゾンでもけっこう安い)ので、最初はそれでいいかと思っていたのだが、これまでの二台のアイポッドは共に裏に文字を刻印をしてもらっていたので今回もできればしてもらいたい、でも刻印のためだけに何千円か高く払うのもばかばかしい、いやでも、あのぴかぴかのケースの刻印はやっぱりかっこいいし…。と逡巡の結果、やっぱり定価で買って刻印してもらうことに。
 そして24日の早朝に注文して、その日の夕方になんと発送のお知らせメールが来た。なんと素早い。これならもう次の日には手に入るのではないかとテンションは上がったが、そうはいかないのだった。
 刻印なしの製品は日本から発送するようだが、刻印入りのものは海外の工場で刻印して発送するため海外からの航空便になるのだった。海外から発送するのは向こうの会社の都合だけれども、刻印してもらって、航空便で送ってもらってその分は無料なのだから安いともいえなくもない。
 それまではウェブサイトの利用法などをみながら、あんなこともこんなこともと期待をふくらませていた。三日後、まずこれから宅配便で送るというメール。その次の日、28日についに到着。土日を含めて四日目に届きました。


6月6日(火)晴れ
 キャンプを張ったみさき公園はとてもいいところで、静かで風も吹かず、その夜は寒くもなかった。小鳥とウシガエルの鳴き声だけが聞こえていた。
 出発して一週間以上たち、全く鍛えていなかった体に疲れもたまってきていたので、ここに連泊して休むことにする。
 自転車を洗車、整備し、洗濯をした。天気もよくのんびりしていたら、公園の管理人が巡回してきて、「ここはキャンプは禁止だよ」と言い渡されてしまった。
 しようがない。洗濯物が乾いた時点で撤収して、移動する。近くの厚生年金施設で温泉に入り、数キロ移動して、別の広場にテントを張った。
(6.86km/0h37m・計562.3km)


前略、


 天気がよくなかったりで時間が経ってしまったが、インラインスケート多摩川下りの後半をやった。
 前回は夕方までかかってしまったので、今回はちょっと早起きして前回の終了地点からスタート。河口までは約28キロ。
 土手から河原に下り、多摩川原橋をくぐりしばらく行くと競輪場の京王閣(Google Map)があり、京王相模原線をくぐる。その後、再び土手に上がる
 調布市も府中市と同じくらい川沿いのサイクリングロードは整備されていて、約4キロと短いが状態のよい舗装がつながっていて全くストレスなく滑れる。
 調布市を出て狛江市に入る

つづく



多摩川原橋


京王相模原線


河原から再び土手に上がる


調布市を出て狛江市に入ると…