前略、

エジプトのシナイ半島にあるヌエバから船に乗り、ヨルダンのアカバに到着。
入国をすまして町まで来た時には すでに暗くなっていた。ホテルを探して部屋が空いているか訊ねると、高い部屋しか空いていないという。しばらく交渉していると屋上になら安くで泊まれるという。もう後は寝るだけだし、アカバには特に見るものもないようなので、次の朝にはすぐ出発することにして屋上に泊まった。
屋上に泊まるといっても部屋があるわけではなく、ただ屋上にベッドがいくつかあって、そこの吹きさらしの空の下で寝るのである。このあたりは昼間はとても暑いが、湿度が低いので日が暮れると涼しく、朝方は寒いくらいなので、昼間の熱のこもった階下の部屋より過ごしやすい場合もある。雨に降られる心配もほとんどなく、宿の規制も甘いのでこのあたりの国ではこの方式を取る安宿も多い。それまであまりに無防備な感じがするので屋上に泊まったことはなかったが、たまには満天の星空を見ながら眠るのも悪くなかった。

翌日の早朝、町に鳴り響く大きな音で目が覚めた。アザーンである。
イスラム教徒には、最小限度しなければならない「六信五行」という、6つの信じることと5つの実行することがある。
六信とは「アラー」「天使」「経典」「預言者」「来世」「宿命」を信じることで、五行とは「信仰告白」「断食」「喜捨」「巡礼」「礼拝」を実行することである。
彼らは1日に5回、夜明け、正午、午後、日没、夜中にメッカの方向(キブラ)に向かって、特有の立ち上がったり額を地面につけて平伏したりを繰り返す「礼拝」をしなければならない。
キブラはモスク(イスラム寺院)があれば壁にミフラーブという壁の窪みがあり、それがキブラを示している。なければ自分のいる場所と方位から見当をつけてだいたいの方向を向いているようだが、最近は便利なハイテクグッズもある。
その礼拝の時間を知らせるためにモスクのミナレット(尖塔)から出される合図がアザーンである。アザーンは最初に「アラーフ・アクバル(神は偉大である)」と4度繰り返すなど決まった言葉を詠唱する。昔は人が塔に登って地声で詠唱したそうだが、今ではほとんどのところがミナレットに付けたスピーカーによって放送している。詠唱は1回ごとに生でするのが基本らしいが、中にはテープのところもあるようだ。
街の中に突然、いくつものモスクからほぼ同時に流れ出すアザーンのしらべは、イスラム圏のエキゾチックな雰囲気を醸し出す重要な要因で、同じアラビア語の言葉を詠唱していても国によって、またモスクによって、さらには生で詠唱するために1回ごとにも少しずつ節まわしが違ったりしていて興味深く、同じところに長く滞在している時などは、今回のアザーンは気合いが入ってるなとか、今日のアザーンは声が違う、いつもの人は休みなのだろうかなどと考えたりもするようになる。
それでも1日に5回、毎日聞かされてると、異教徒にとってははっきりいってうるさい。問題なのは1回目のアザーンで、夜明けというとことになっている1回目のアザーンは、夏なら5時前になることもあり、早朝だろうと何のお構いもなしに最大音量でアザーンは流される。エジプトのハルガダでは宿の近くにモスクがあったから、毎朝、必ず5時前に起こされていた。

他の五行の「断食」とは、イスラム歴(ヒジュラ歴)の第9の月であるラマダンの月の1ヵ月間、太陽が出ている間は断食をしなければならないというもの。転じて旅人は断食のことをラマダンと呼んだりする。
イスラム歴というのはメッカで迫害されたマホメットがヤスリブに移住した年(西暦622年)を元年とする月の満ち欠けを元にした太陰暦で、1年が354日(30年に11回ある閏年は355日)なので、暦と季節とは毎年少しずつずれてくる。ラマダンの月が夏にあたるようになると陽が長くなるので彼らの苦労もひとしおであろう。緯度の高いところへ行くとさらに陽が長くなったりするのだが、全能の神様はそのあたりをどうお考えになっていたのだろう。
実は旅人もこの月にイスラム圏を旅すると苦労させられる。異教徒はもちろん断食に付き合うことはないのだが、昼間は食堂や食料品店が一切閉まってしまうし、断食している人の前で食事することははばかられるので付き合わされることになる。

「喜捨」とは富める者が自発的に貧しいものに分け与えること。
「巡礼」はメッカのカーバ神殿に巡礼すること。第12の月である巡礼月の7日から10日にするのが最もがよいとされている。巡礼を済ませた人をハッジと呼ぶ。

朝早く目が覚めてしまったので、そのままアカバを出発した。

草々


前略、

 よそのウェブログでアウトドア用品のウッドバーニング・クックストーヴの記事を書こうと思って考えていたところ、そこのウェブログでは、その前にもセルフインフレータブル・マットなどとカタカナをずらずら並べていたので、なんとかならんかと日本語訳を考えてみた。
 で、結果、「たき火コンロ」でいいんじゃないかと納得していたとき、ふと思った。
「コンロって何語?」
 辞書で調べてみたら、なんのことはない紛うことなき日本語なのだった。カタカナで書かれることが多いのでどこかからの外来語かと思ったら、「焜炉」と書くのだった。
 このコンロに最も近い英単語が「ストーヴ(stove)」なのだが、この単語は結構、意味が広い。もちろん暖房器具のストーヴもそうだし、温室などという意味もある。暖めるものといった意味の単語のようだ。
 ストーヴの日本語の意味の中に「レンジ」というのも入っていた。で、再び思った。
「レンジって何?」
 日本人がレンジといってすぐ思い起こすのは「電子レンジ」だろう(オレンジレンジなんていわないでね)。電子レンジは英語で「マイクロウェイヴ(microwave)」。極超短波を利用した調理器具だからだ。正式には「マイクロウェイヴ・オーヴン」というらしいが、どっちにしてもレンジという言葉は入っていない。
 60年代生まれの人なら、レンジといえば「ママ・レンジ」を思い出す人も多いだろう。子供用の小さな調理器で、実際に小さなフライパンでホットケーキなどが焼けるという、当時の子供たちのあこがれの高級玩具だった(さあ、みんなであのCMソングを歌おう♪)。
 辞書で調べてみると、日本語と英語(range)の両方とも(英語の方は「連なり、山脈、範囲、射撃場」などの意味のあとだったが)ほぼおなじような説明だった。
「天火のついた料理台」「天火のついた料理用ストーヴ」
 最初、この説明ではさっぱりイメージがわかなかったのだか、「天火」がすなわち「オーヴン」であると気付いて、やっと納得がいった。
 アメリカなどのテレビドラマによくでてくる、ケーキやパイや七面鳥を焼いたりするでかいオーヴン、あれの上にはコンロがついていた。ぼくも数ヵ月だがカナダでアパートメントを借りていたことがあるが、そこにも上に四つくらい大きさの違う電気のコンロが付いたでかいオーヴンが確かにあった。そうか、あれ全体を「レンジ」というのか。
 つまり、電子レンジのレンジは全くの誤りであるということだ。電子レンジも天から熱線(赤外線)とは波長が違うだけの極超短波という電磁波を照射するのだから、あれはオーヴンといって間違いではないのだ。
 そして、ママ・レンジを見よ! その小さな電気コンロの下には何がある。全く機能しない飾りではあるけども、そこにはれっきとしたオーヴンのふたがデザインされているではないか!
 ああ、60年代後半、ママ・レンジは子供たちに正しいレンジの姿を教えようとしていたのに、そのママ・レンジの長年にわたる血のにじむような努力を、魔法の道具である電子レンジは木っ端みじんに打ち砕き、ほぼすべての日本人に誤ったレンジのイメージを植え付けてしまったのだった。
 ママ・レンジにはいくら謝っても謝りたりないくらいだ。本当に申し訳ない。
 悪魔の道具、電子レンジよ、恥を知れ!

[ママ・レンジお詫びリンク 123

草々

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6月1日(木)晴れ
 4日目にして早くも疲れてきた。たいしてトレーニングもせずに出発したので体ができていないのだ。
 鴨川を過ぎたあたりからトンネルばかりになる。しかも歩道のない狭いトンネルで恐ろしい。中は暗くて対向車が来るとそのヘッドライトに目がくらんで通りすぎた後、何も見えなくなってしまう。
 海沿いの村を走りながらキャンプ地を探すが、漁港のある村ばかりでテントを張れそうなところが見つからない。ようやく勝浦市の守谷海岸で手入れの行き届いたきれいな砂浜をみつけ、テントを張る。
(69.72km/4h51m・計243.7km)


6月23日(金)雨ときどき曇り
 夜中にまた雨が降りだした。
 朝、やたらカラスがカーカーとうるさくて目が覚めた。鳴き声がやたら近いのでテントを出てみると、フライシートの上に乗って鳴いていた。ここからがびっくり。シートの上に乗っているカラスを追い払おうと、フライシートの中からカラスがいるところをたたいて見たのだが、カラスは全く動かない。かなり激しくたたいても飛び立たないので、自転車のワイヤーロックで下からたたいてやったのにまだ動かなかった。フライシートのジッパーを開けて腕を出してワイヤーロックを振り回したらやっと逃げた。カラスは電線なんかのゆれるものにいつも止まっているので下からの振動には強いらしい。
 まだ霧雨が降っているので、もう一眠り。10時過ぎに空が明るくなりかけていたので出発。
 日本海側をずっと行けば積丹半島をぐるっと回ることになるのだが、天気は悪いし、半島の方はかなり上り下りがきつそうなのでショートカットすることに。
 それでも峠は越えなければならない。坂を上っていくと雨が降りだす。こういう天気だと山の上はだいたい降っているのでしょうがない。途中でレインコートを着込み、峠を越え、滑り降りる。山を下りると雨は止み、余市町へ。テントを張れそうなところがないので小樽方面へ進む。雨に濡れたのでまた自転車のスピードメーターが機能停止していた。
 小樽に近づきもうちょっとだと思ったら、ひどい上り下りと歩道のない恐怖のトンネルが続き、ぐったりつかれる。
 この手の港町なら海沿いに公園くらいあるだろうとさがすと、色内埠頭公園という見つかる。公園の奥のほうにテントを張る。化学工場かし尿処理施設でもあるのか、ちょっとケミカルな臭いがするが、気にしない。テントに荷物を置いて、交番で銭湯の場所を訊いてお風呂にはいる。
 小樽の運河と倉庫街はなかなかいい感じだ。
(61.43km/4h25m・計1549.2km +10キロほどはメーターが動いていなかった)



前略、


 大師橋を渡り川崎区に入る。もう海は目前ということで水辺にはカニがいたり、貝を取ったりしている人がいる。
 海まで2キロのポストを過ぎ、1キロのポストを過ぎ、ついに行き止まりになる。突き当たりの地面には多摩川の起点と思われる標識が埋め込まれている。川もそこまでは河原があり、その先は海っぽくなっているのだが、まだ両岸とも先まで陸地がある。対岸は羽田空港だ。
 そこから先の陸地は公的には埋め立て地ということなのだろうが、道路もついているのでそっちの方にもいってみることにする。
 川沿いの道はそこで行き止まりなので、1キロ半ほど戻り、脇道を出ると浮島へつづく公道へ出ることができるので、歩いて進む。
 最初は公道なのでフレームをはずして歩いていたのだが、すぐに広い歩道はほとんどだれも通らないことに気付き、さらにその道には交差点というものがほとんどない一本道であることに気付いた。信号はけっこうあるのだが、両脇の工場からでてくる車両のためのもので段差もないので、スケートで滑ってもほとんど問題がないと分かり、滑走再開。
 浮島橋を渡るときに、さっき到達した多摩川の河口が見えた。
 左側の歩道を走っていたら途中に交番があって、ちょっとびびったのだが、知らんぷりで通り過ぎたら気付かれなかったようだ。浮島はけっこう大きくて、数キロをすべってやっと端にある浮島町公園に到達。3基の風力発電機が回っていた。まだもうちょっと埋め立て地がつづいているが、徒歩では行けなさそうなのでここをゴールにした。
 帰りはすぐ近くに川崎駅前行きのバスターミナルがあったのでそれに乗って帰った。


川崎側からの大師橋


多摩川の河口の看板


海まで2キロのポスト


海まで1キロのポスト


多摩川右岸脇の道の終点。


多摩川河口の標識


川と海の境目


浮島橋から見た多摩川河口


浮島町公園


3基の風力発電機がある。


 ジーメールでケータイメールの絵文字が表示できるようになっていた。ウェブではジーメールをほとんど見ないので気付かなかった。ケータイを使わないので、はじめてどんな絵なのかが分かった。
 とりあえずauからのようだ。
 パソコンで使ってるメールソフトのサンダーバードでも絵文字がでればいいのだが。


 こんなに絵文字を使ってたのに、今まで全然分かっていませんでした。どうもすいません。
 いままでパソコンでこんなふうに見てました。

 卲 Happy Birthday !!誾

(中略)しょう!誧
(中略)�(中略)ありますように….!﨏
ケーキは、� <— これで我慢して下さい。抦


Google Japan Blog: Gmail の携帯絵文字対応が強化されました


前略、

ぼくは移動手段に選択の幅がある場合、タクシーよりバス、バスより列車、列車より船というように、より車体、船体の大きい、自由に動ける範囲の広いもの(しかも安ければいうことない)が好みで、飛行機は大きな海を越えるとき以外なるべく使わないようにしている。

飛行機は嫌いなのだ。
しかし、怖いからとか落ちるからとかが理由ではなく、乗ること以外の部分に嫌いになる理由が多い。

飛行機に乗るには事前に予約をしなければならず、同じ路線でも時期や航空会社、代理店によって値段がかなり違うのが面倒で、まず気に入らない。
そして空港はどこの国でも町から離れたところにある(でも成田より遠い空港ってあるの?)。
空港へも出発の1時間も2時間も前から空港に行かなければならないし、空港内は食べ物などが高いのが気に入らない(マクドナルドの安売りキャンペーンもだいたい空港ではやっていない)。
そしてこれはなぜかは分からないし、ぼくだけかもしれないのだが、空港にいる搭乗客がみんなバカみたいに見えるのだ。バス・ターミナルや駅ではそんなことは感じないのにどうしてだろう。へんにうれしそうではしゃいでいるからだろうか。

搭乗手続きでは大きな荷物は託送荷物として預けなければならない。自分の大事な荷物を手放して他人に預けるのが気に入らないし、荷物の中身が一部なくなったり、壊れたり、違う飛行機に積まれて何千キロも離れた知らない場所へ運ばれていってしまうことがあるのも気に入らない。

出国審査を済ませると、機内持ち込みの荷物の検査がある。ガスやオイルなどの可燃物、火薬、刃物、銃器などが持ち込めないのは当たり前だが、カメラの電池が持ち込めなかったこともあり気に入らない。ちなみに、水銀式の体温計なども本来持ち込み禁止である(なんで?)。

それらを済ませ、なんとか搭乗口までたどりつく。座って待っていると、ここでいつも必ずぼくの理解できない不思議なことが起こる。まだ開いてもいない搭乗口の前で、並んで待つ人が現れるのだ。それもかなりの数の人が何分も何十分も前からぞろぞろと並び始める。すでに搭乗手続きを済ませて、搭乗券を受け取り、座席の指定も受けているのに、搭乗口の前でぼけーっと立って待つことに何か意味があるのだろうか。
搭乗手続きのために早く来て並ぷのなら分かる。窓際に座りたいとか、通路側がいいとかの希望がある場合以外にも、航空会社はいつもキャンセルを見込んで予約を実際の席の数よりたくさん受けている(オーバー・ブッキング)ので、予約していても早く搭乗手続きしないと乗れないこともあるという(全く気に入らない)。その場合でも運がよければ、ビジネス・クラス、あるいは、ファースト・クラスに追加料金なしで乗せてもらえる場合もあるそうだ(それなら許そう)。
しかし、搭乗手続きをしてしまえばそういうことはない「はず」である。最近は爆弾テロなどを防ぐなど理由で、託送荷物を預けた客が全員搭乗したことを確認するまで出発しないことになっているほどなのである(どうしても客が現れなければ、その客の託送荷物を下ろして飛ぶ)。

いい加滅な三流の航空会社になると、搭乗手続きの際には席を指定しておきながら中は自由席ということもあるから、その場合は、まあ一応、並んで先に機内に入り込むことに利点がないことはないのだが、その他に利点があるとすれば、機内の新聞や雑誌を先に読めるというぐらいしかぼくには思い付かない(日本の新聞や雑誌をおいている航空会社には滅多に乗らないぼくにはこれもほとんど関係がない)。
いつも一番最後に乗り込むぼくが知らないだけで、なにか素晴らしい利点があるのであれば是非、教えてほしい。

機内に乗り込んでも、エコノミー・クラスの席はグレイハウンド・バス並みに窮屈で、出入りがしずらいのが気に入らないし、飛行機は始終出発が遅れ、よく欠航し、時々ひどく揺れ、たまに墜落し、まれに撃墜され、宇宙人に拉致されたりするのが気に入らない。

でも、本当をいうとぼくはまだ飛行機でトラブルらしいトラブルにはあったことはないのですが。

草々


前略、

 焚き火野宿大会が近づき、選択を迫られた。
 一次会の焚き火焼き芋大会のみ出席して、野宿大会をパスするか、はたまた野宿もするか。
 野宿するには持っている装備が貧弱すぎた。夏用の羽毛寝袋があるだけだった。マットを買えば済むような問題とも思えなかった(リッジレストを買う前の話)。なにせ夏用の寝袋なのだ。野宿初心者のぼくにはテントくらいないと到底耐えられそうになかった。

 なにか安いのでいいから買おうと、最初の選択肢に浮かんできたのが、ロゴスという会社の「TDラピーダ」というテント。この製品の最大の売りは設営が簡単なこと。本体とポールが一体化していて、折り畳まれたポールも簡単に一本になるので、折畳み傘を開くようにテントが立つらしい。ナチュラムのサイトでは半額以下の7000円弱と安いし、これしかないと思ったのだが、いや待て、3.4キロは重いぞ、耐水圧も低いぞと気付いてしまった。

 同じメーカーの「クイックツーリングドーム200」なら、値段もほとんど同じで3キロと軽い。でも耐水圧はやっぱり低い(耐水圧が低いと長雨だと水がしみてくるそうだ)。

 さらに同じところの「ツーリングドームDX」だと、耐水圧は1500ミリだし、重さも2.5キロではないか。ちょっと高いが、もうこれだと思った。10000円弱の結構安いサイトも見つけた。が、デザインがダサいんじゃないかという印象がぬぐえなかった。

 その時、コールマンの「コンパクトツーリングテントST」を見た。おお、結構かっこいいじゃないか。前室(テントの入口を出たところのタープが地面の上に張りだした部分のこと)も広そうだし。耐水圧も変わらない。あ、でも13000円弱で3.5キロもあるな。
 コンパクトツーリングテントSTの「ST」とはスタンダードのことだった。ではいいのもあるということだ。そのいいやつ、「コンパクトツーリングテントDX」は何が違うのか。ポールが違うのだった。今までのものは全部ポールがグラスファイバーだったのだが、こいつのポールはアルミ合金(ジュラルミン)で軽くて、強いということだ。それで重さが2.9キロに減量している。いいテントは決まってポールがアルミ合金なのだ。安物はグラスファイバー。いいのがいいに決まってるじゃないか。でも、どこを見てもだいたい20000円前後はしていた。うーん、そこまでは出せないな。アウトドア人じゃないし、旅人だけど、旅に3キロもあるテントなんか持っていかないし。
 やっぱり、ロゴスのツーリングドームDXにするかなと思ってたら、コンパクトツーリングテントDXの安いサイトが見つかった。15000円は安いぞ(ずっとあるかどうかは知りませんが)。
 って訳で結局これを買いました。コールマンはロゴをみても分かる通り、もともとランプのメーカーらしく、テントは筋金入りのアウトドア人にはそんなに評判がいいわけでもないし、アメリカのコールマンのサイトにはこのテントは載っていないから、日本のコールマンの企画商品かもしれないけど(ガイジンさん向けのテントは多分ばかでかいのでしょう)、まあとりあえず判断は使ってからしてみます。

草々


前略、


 高津区に入ってもあいかわらず舗装状況はよくなく、足の裏に伝わる細かい振動が不愉快だ。
 合流する小さな高瀬川の手前で短いが大きな坂が下り上り下りとつづけてあり、車道の橋をくぐった後、少し平瀬川沿いにさかのぼって人と自転車専用の橋を渡る(Google Maps)。
 新二子橋二子橋、東急田園都市線の鉄橋をくぐると舗装が途切れてしまうようにみえるが、土手に上がると舗装がつづいている。
 新多摩橋をくぐってしばらく行くと、高津区を出て、中原区に入る。

つづく


新二子橋


二子橋、東急田園都市線の鉄橋


東急田園都市線の鉄橋をくぐると土手に上がる坂道がある。


新多摩橋


 羽田空港へ人を見送りに行き、はじめて外からアイポッド・タッチでメールを送った。
 空港内には有料の無線LANはかなりあるようだが、無料のものは何ヶ所かにあるエアポートラウンジがフリースポットに対応しているぐらい。そのエアポートラウンジも利用自体が有料なので、そこに近づいてもれてくる電波を利用した。
 第二ターミナルの出発ロビーは二階にあり、中三階のようになっているところにあるエアポートラウンジが上に見えている。出発ロビーからそこへ近づくと、アンテナが三本中二本立ち、通信を確立できた。しかし、つながりはかなり細くとぎれとぎれでしか通信できなくて、サイトの閲覧やメール送信をするのはかなり時間がかかった(送信は何度か再試行しなければならなかった)。
 たまには国際線も発着している空港だというのに、無料の無線LAN環境がこんなに貧弱なんて、がっかり。




 関ヶ原を越えているころだったかな。こんなラーメン屋をみつけて驚いた。
 元ベトコンの人がやっているにしては看板の手書きの字はうまいし、店名は和風だし。おでんもやってる。だいたい南ベトナム解放民族戦線の人は自らベトコンとは名乗らないんじゃないか。
 気は引かれたが、ちょっと恐いし、開いてないようだったしスルーした。
 うちに戻ってから調べたらベトコンラーメンは東海地区ではそこそこあるラーメンらしい。
 ベトナム人がやっているのではないらしい。
「ベストコンディション」を略してベトコンらしい。「ベスコン」ではないんだ。

ベトコンラーメン – Wikipedia


前略、

 オーストリッチの自転車用バッグ。これを買ったのはダホン車を買う前で、以前の自転車で使おうと思っていた。バッグを買ってから自転車を買い替えたので取り付けに少しうまくいかないところがある。


 ハンドルバーの後ろに付ける「F-TB フロント〜ト」。折り畳み自転車などに多いT字型のハンドル専用で取り外したときは普通のトートバッグとして使える。バッグに付いているベルクロでハンドルバー2ヶ所とハンドルポスト1ヶ所をとめて使用する。

 スピードP8にはハンドルバーの高さを調整できるシステムが付いていて、その固定レバーがハンドルポストの後ろに少し突き出していて、バッグが当たってしまう。取り付けられないことはないが、スマートではない。あと現物を見ずに通販で買ったら思っていたより小さかった。これはこちらの勝手な思い込み。


 サドルの下に付ける「LP-02 サドルバッグ」。これも折り畳み自転車などの小さなタイヤの自転車専用。サドルからタイヤまでの長い空間を利用した大きなサドルバッグ。サドルの下に付いている二本のやぐらそれぞれとサドルポスト2ヶ所にベルクロで固定して使用する。

 これまたダホン車に買い替えたためにちょっと困ったことになった。スピードP8はサドルの固定方法が、一般的な2本のやぐらに固定する方法ではないマイナーなI-Beamシステムという方法なのだ。サドルを下から見るとTの字にプラスチックが通っていて、縦に通った長いレールにサドルポストを固定する方法だ。ダホン車の他の車種のサドルではこのレールとサドルの間が素材で完全に埋っているものもあるようだが、スピードP8では幸いT字の部分とサドルの間には空間が空いていて細いものを通せるようになっているので、本来なら2本のやぐらそれぞれに通す二本の固定ベルトを両方とも一本のレールに巻き付けてなんとか固定できた。もう2ヶ所、サドルポストに固定するので問題ないだろう。

草々


 アイポッド・タッチは英語表示にして使っている。英語表示の方がすっきりシンプルでいいのだ。英語環境にしていても、もちろん日本語を入力表示できる。今のところ特に不具合はないようだ。
 パソコンのMac OS Xも昔から英語環境で使っている。英語はわからなくても問題ない。日本語で表示していてもパソコンのカタカナ用語は暗号みたいなもので意味は分からないのだから、要は慣れなのだ。
 これも特に問題はない…。ない…と思っていたのだが、フラッシュを使ったウェブサイトがたまに文字化けするのが、この英語環境で使っているせいだと最近判明した。まあ、うすうすはそうなんじゃないかなとは思っていたのだが、たまにフラッシュサイトが文字化けするぐらいいいやと思って、同じサイトを日本語環境にして見たりはしていなかったのだ。
 OSを日本語に戻せば問題ないらしいのだが、すっきりしたラテン文字表示になれてしまったら、もういまさら日本語OSには戻れない。
 対処法ありました。
 Take it easy!: OSX の英語モードで高速化!?

 ユーザーフォルダーの中に不可視フォルダーを作って設定ファイルを保存すると、あら不思議、文字化けが直りました(多謝)。



前略、


 それではここで日本呪縛霊の会の皆さんにご協力いただいて、このマンション建設予定地の呪縛霊をカウントしていただきます。用意はよろしいでしょうか。では、お願いします。
 今、日本呪縛霊の会の皆さん13名に、カウンターを持ってこのあたりの呪縛霊を数えてもらっています。
 カウントが終了したようです。では皆さんの数えた数字をこちらに集めまして、いまから日本珠算連盟の暗算コンテスト小学生の部のチャンピオンに数字を合計していただきます。
 では、どうぞ。
 おっと、もう暗算ができたようです。呪縛霊の合計はいくつでしょう。
 出ました。百以上です。百以上。
 危険です。注意をしてください。

草々
 


 知り合いとメールアドレスの交換をしたら見たことのないドメイン名だった。
 @live.jp ってどこのだろう。
 ウィンドウズ文化のことを知らないので、これがウィンドウズライヴで取れるメールアドレスであることを知らなかったのだ。昔、よく海外旅行にいっていたころに取ったホットメールのアドレスはとっくの昔になくなってしまった(昔は30日ログインしないとアカウントがなくなってしまったのだ)。
 ウィンドウズだろうがなんだろうが、短いドメイン名はいい。短縮URLサービスも最近は一番メジャーな tinyurl.com ではなく、もっと短い tr.im を好んで使っている(.im はマン島のドメインで、イギリスとアイルランドの間にある自治権を持つイギリスの属国だとか)。
 で、ぼくもなんか短いアカウントで live.jp のメールアドレスを取ってみることにした。
 さすがに大メジャーなサービスなので、目ぼしい短いやつは取られてしまっている。
 orz@live.jp、o.o@live.jp、oxo@live.jp など取りたいなと思っていたのは全部とられている。ま、それでもまだ三文字アカウントでも取れるのがあって、そこそこ憶えやすいのを取ってみた。
 もっと短いのはないだろうか。
 検索してみると短いドメイン名のフリーメールサービスはあるにはある。が、あまりにマイナーなサービスはいつ終わるか分からないので信用ならない。
 おお、あったぞ。aol.jp
 超メジャー!(かつてはね…。完全に落ち目でむしろあぶないかな…)
 live.jp や本家 aol.com より一文字短い。
 しかも、この aol.jp は今年になってから登録が始まったらしく、三文字アカウントもいろいろ取れるのが残っていそうだ。
 orz@aol.jp はすでに取られてた。でも、まだけっこう未登録のがあってどれにしようか迷ってしまった。
 とりあえず live.jp と aol.jp でひとつずつ取ってみた。両方のサービスともpopは付いてる(aolはimapも)が、転送サービスが付いていないのは困りもの。
 短いメールアドレスは便利だけど、スパムにすぐ狙われそう。この記事で取りあげたorz@live.jpや、o.o@live.jp、oxo@live.jp、orz@aol.jpなども、このページをメールアドレスを自動でさがすロボットに読み取られてしまったら、スパムが送り付けられちゃうのか。いや、申し訳ない。

追伸(2009.08.11)、tr.im、つぶれました。が〜ん。


snap_223835.png
アイポッドタッチのスクリーンショットを添付してみます。


前略、


 福生南公園を出ると昭島市に入る。
 昭島市に入ると舗装状態がやや荒くなった。しばらく行くと前半最初の難所があらわれた。土手の道に上るのにS字型に回り込むのだが、いったん坂道を下ってから上る上に、道はヘアピンで幅も狭く、路面はがたがたの最悪の状態。おまけに「マムシに注意」なのでフレームを外して歩いた(Google Map)。
 この土手に上ると路面はよくなった。拝島水道橋をくぐり、拝島橋を過ぎると再び舗装が切れた。そこからの遊歩道はアスファルトではないが、土を強固に踏み固めてあったのでスケートで滑ることができた。
 数百メートルで舗装が復活。さらに進むと、JR八高線の鉄橋の手前で大神公園グラウンド脇の駐車場を突っ切ることになる。鉄橋をくぐるとくじら運動公園。
 その先の多摩大橋をくぐると、また舗装がなくなり土の道に。この未舗装道は結構長く数百メートル歩いた。土手に上ったところから舗装になるGoogle Map)。
 しばらく行くと昭島市を出て、立川市に入る。

つづく


前半の難所(に全然見えないけど、路面がよくないのでスケートだと大変なのです)


おまけにマムシにまで注意しなければならないのだ。


拝島水道橋


拝島橋。左のトンネルをくぐる。


固められた土の遊歩道。滑走可


舗装復活


大神公園グラウンド脇の駐車場を突っ切る。


JR八高線の鉄橋


工事中の多摩大橋


再び未舗装に


また舗装復活