買ったもの:Qi無線充電器
製品名:
買ったところ:アリエクスプレス(商品リンク(丸いの)商品リンク(四角いの)
価格:2〜2.7ドル(230〜310円)
おすすめ度:★★★★☆

アイフォンが対応するようになって活気がでてきた無線充電。
でもアップルが長年無視してただけで規格は相当昔からあって機器もたくさん出ていて技術はかなり枯れてきている。
つまりアリエクスプレスには激安無線充電器がいっぱい! 1ドル台からあるからそのうち日本でもダイソーで売り出すかも(リンク)。
Qi対応の機器には、スマートフォンなどに給電する機器(今回紹介しているもの)と無線充電に対応していないスマートフォンなどに接続して充電できるようにする機器(というかシート状のものとかケース)があるので注意。
アイフォンが対応している無線充電方式のQiには急速充電の規格もあるが、激安商品はさすがにそれには対応していない。それでかまわなければ問題なし。
ちなみに上の丸いのの画像は商品の底の写真です。なぜか通販ページには底の写真しかない。

■特徴・使い具合

激安、使える、置くだけ。
Qiだからアイフォンでも使えます。

急速充電には対応していないから充電速度は遅い。有線より遅くなります。
なのでUSBの電源アダプターは高電流のにしないと、さらに遅くなります。
丸いのは入力1.5A、四角いのは2A。
出力は、四角いのは1A、丸いのは書いてない(すべて5V)。
無線充電のだいたいにいえることだが、置くだけで充電できるけど、充電しながら使うのは難しい。激安のは充電時間が長いのでさらにそこは問題に。まあ、使ってるときは充電できなくても、置けばまたすぐ充電できるのでそれでよければよし。
寝てる間に充電するなんて場合なら問題なし。

置く位置がけっこうシビア。充電する方もされる方も充電できる場所が決まっているのでその位置に置かないと充電が始まらない(基本的には真ん中に置けばいい)。パイロットランプがあるので充電してるかしてないかは一目でわかる。厚いケースとかに入れてると充電できない場合もあるかも。

激安品はUSB電源アダプターはついてません。マイクロUSBケーブルもついてなくて本体だけのものもあります。今回は丸い2ドルのは本体のみ、四角い2.7ドルのはケーブル付き。

[まとめ]

■いいとこ

置くだけで充電できる。
USBケーブルより安いかも。

■だめなとこ

充電速度は遅い。
急ぎの時はケーブルで。

同じものらしきのがアマゾンじゃ1000円以上で売ってるよ。
2ドルなら各部屋におけるよ。とりあえず試してみるしかないでしょう!



買ったもの:ブルートゥースヘッドフォン
製品名:Bluedio T3
買ったところ:アマゾン(商品リンク
購入時期:2016年10月
価格:4599円
おすすめ度:★★★★☆

2015年から格安のブルートゥースイヤフォンを使っていたが、バッテリーが切れると充電が終わるまで使えなくなるのにいらだち、一時は格安イヤフォン2台体制で一方が充電中のときは、もう一方を使うということをやっていたのだが、ちゃんとバッテリーの持つのがほしくなり、それだと筐体の大きいヘッドフォンならバッテリーもでかくて持ちもいいだろうと物色。
ブルートゥースヘッドフォンの中では格安で再生時間の長いブルーディオのT3を買ってみた。

■特徴

再生時間が仕様では20時間。長過ぎてテストできない。
何時間使ったかわからなくなるくらいはバッテリーは持つ。
その分やっぱり重いけど。

基本はブルートゥース接続のヘッドフォンだが、ピンジャックがついていてケーブルを挿すと有線ヘッドフォンとしても使える(電源不要)。
またブルートゥース接続時に、このジャックに普通の有線イヤフォンなどを挿すと、ヘッドフォンと同じ音声が接続した機器でも聴ける。イヤフォンを片耳ずつ分け合って聴かなくてもいいのだ。

■使い具合

筐体が大きいので、イヤフォンだとだいたい小さなボタンが三つあるだけだが、これには押しやすく間違えにくいボタンが四つあり、機能が割り振られていて使いやすい。

■同時接続

二つの機器の同時接続可能。
このヘッドフォンの同時接続は他の一般のと違っているので注意が必要。
大多数の複数機器の同時接続に対応したブルートゥースイヤフォンなどは、一つの機器の音声を聞いている時に、別の接続している機器の音声が鳴っても基本無視する仕様になっているはず。
だがこのヘッドフォンは別の接続している機器の音声が鳴ると、聴いている機器の音声が切れて新たに鳴りだした機器の音声が割り込んで再生されるのだ。
こういう仕様は珍しいのではないだろうか。
この仕様、利用する人次第だと思うが、便利なようで便利でない。
PCとタブレットにつないで、タブレットで音楽を聴いている時、PCにメールが来たり、アラート音が鳴ったりするだけでタブレットの音楽が切れて、アラート音がなる。そしてタブレットの音に戻ったりはしない。
この仕様はぼくにとってはありがた迷惑。

[まとめ]

■いいとこ

再生時間長い。
安っぽくないデザイン。
無線ヘッドフォンとしても有線ヘッドフォンとしても使える。
ボタンがわかりやすく操作しやすい。

■だめなとこ

癖のある同時接続時の振る舞い。
重い。

機能がいろいろあっておもしろい。
バッテリーが切れても有線ヘッドフォンとして使えるのは便利。

[商品リンク]

2017年12月のブログ投稿


 
 
 



買ったもの:ブルートゥースイヤフォン
製品名:Anker SoundBuds Slim+
買ったところ:アマゾン(商品リンク
購入時期:2017年11月
価格:2499円
おすすめ度:★★★★☆

モバイルバッテリーで有名になったアンカーのブルートゥースイヤフォン。
発売日割引セールで2499円で購入したが、結構しょっちゅう割引セールしてて、もっと安くなってる時もあるので、チェックしてれば安く買えそう。

Anker | SoundBuds Slim+

■特徴

金属ケース。
防水 IPX5。
まずまずのデザイン。
磁石でくっつく。

■音

フツー。

■接続性

全く問題なし。

■同時接続

仕様に書かないというずるいことをしていますが、複数機器同時接続に対応していません(オフィシャルページの製品仕様少なすぎ)。
複数の機器を登録しておくことはできますが、一度に一つの機器としか接続できません。別の機器と接続する時はイヤフォンのボタン操作で接続を解除して、別の機器と接続しなければなりません。
今時のブルートゥースイヤフォンでわざわざこの仕様にする意味は謎。どんな安物ブルートゥースイヤフォンでもだいたいは複数(たいがいは二つ)機器同時接続には対応しているのに。高いやつなら三つ以上の機器に同時接続できるものもある。この仕様で使用時間が大幅に伸びたりするんだろうか。
この仕様はこの機種を選ばない大きな理由になりうると思います。

■使い具合

操作ボタンがイヤフォン本体ではなく左右をつなぐケーブルの右側についている。有線イヤフォンではよくある場所。マイクロUSBの充電口もここ。
操作ボタンが本体がいいか、ケーブル途中がいいかは、使う人の好みによるが、ぼくはどちらかというと本体についている方がシンプルで好きだが、イヤフォン本体がこの機種くらい小さいとボタン操作がしにくくなるので、これはこれでいいでしょう。

イヤフォンに磁石が内蔵されていてくっつくようになっている。外した時に首にかけたままくっつけて外れないようにする。
このくっつける動作で再生停止ができるようになっている機種もあるが、これはそれには非対応。

■バッテリーの持ち

仕様は7時間。ほんとに?
7時間だとテストも大変だよ。
今回も接続機器はブルートゥース4.0。イヤフォンは4.1対応。
連続使用テスト。

結果。6時間45分!
6時間過ぎたあたりからバッテリー不足の警告音が何度も出だしますが、そのまま再生は続き、6時間45分。
おしい。音量小さめなら仕様通り7時間いきそう。
すごい。このコンパクトさでこれだけ持てばすばらしいです。
というかほぼ仕様通りにバッテリーが持つなんて信じられない。インチキなメーカーなら「連続再生10時間!」って盛ってくるでしょう。
この製品の一番の売りかな。

[まとめ]

■いいとこ

金属ケースでそこそこのデザイン、防水仕様で格安。
磁石でくっつく。
このコンパクトさで連続使用約7時間。
18ヵ月保証付。

■だめなとこ

複数機器同時接続に対応していない。
複数機器同時接続に対応していない。
複数機器同時接続に対応していない。

複数機器同時接続に対応していないのにはびっくり。仕様に書かないのはずるい。
連続再生約7時間はすばらしい。



買ったもの:完全ワイヤレスブルートゥースイヤフォン
製品名:X2T
買ったところ:アリエクスプレス(商品リンク
購入時期:2017年11月
価格:20ドル(2300円)
おすすめ度:★★★★☆

完全ワイヤレスイヤフォンとは、左右の機器のケーブルもないワイヤレスのイヤフォン。英語だと “True Wireless Earphones” というらしい。
アップルのAirPodsが有名で一番売れている。馬鹿高いのも有名。
最初の完全ワイヤレスイヤフォンがでるまでは、開発中だけど技術的問題でなかなか完成しないなどと時間がかかっていたのに、いったんものが発売されると、あれよあれよというまに他にメーカーからも似たような製品がいっぱい出てきて、あっという間に値段も下がってきた。
今回買ったのは「X2T」というやつ。アマゾンにもいろんなブランド名でいっぱい出ててけっこう安い(リンク)。でも最近よく利用する格安の殿堂アリエクスプレスだとさらに安い(リンク
)。

アリエクスプレス(Aliexpress)は、中国アリババグループの通販サイト。タイプはアマゾンではなく、楽天市場スタイル。つまりさまざまな通販したい有象無象の会社の集合体。
特徴は安いこと。さらに日本までの送料が無料のものが多い。小物はたいがいが無料。そのかわり多少時間はかかる。いままでの実績でいうと、早いと10日くらい、遅いと4週間ほどかかる。いままでに届かなかったことは一度もない。

今回の「X2T」でいうと、今日現在のアマゾンの最安値は2800円ほど(送料無料)。アリエクスプレスだと、20米ドルほど。レートにもよるがぼくが買った時は2300円ほどだった。
信頼度ではアマゾンかと思われるが、アマゾン直売ならともかく、最近のアマゾンのマーケットプレースは胡散臭いのも多く、中国から送ってくるものもある。それなら直接中国から買った方がお得。返金ポリシーも大手なのでちゃんとしている(一度返金してもらったことあり。そのうちそのときのこと書きます)。

で、この激安「X2T」。どうなのか。

■音

悪くないです。低音が強調されすぎですが、へんな音ではない。フツーに聴ける。
激安ならこれで十分です。文句いっちゃダメ。

■接続性

よくない。安定しているとはお世辞にもいえません。
スマートフォンをポケットに入れていても、ちょっと首を横に向けるだけで音が瞬断されることがあります。完全に切れるようなことはありません。
間に人間の肉体が入らない方が安定しているのかもしれません。
個体差と接続している機器との相性もありそう。
うちのだとスマートフォンよりタブレットのほうがより不安定です。

■特徴

完全ワイヤレスイヤフォンすべての仕様かどうかは知らないけれど、この商品は片方だけをモノラルイヤフォンとして使用できる。
これが意外と便利。寝る時に寝床で聞く際、ぼくは横を向いて寝るので枕の当たってない方だけに使ったりできる。
反面この仕様はペアリングがやや煩雑になる。
つねに両耳ステレオで聴く場合は、片方だけをペアリングしておけば、両方電源入れた時につねにステレオで聴ける。スイッチを切る時は片方を切れば両方とも同時に切れる。
モノラルで聞く場合は片方ずつ別のブルートゥースイヤフォンとしてペアリングが必要。
なのだが、このイヤフォンは左右全く同じデザインで見た目では左右は全くわからない。左右のわかりやすい音源を聴いてシールでも貼っておくしかない。その上でペアリングした際もイヤフォンの名称に左右のわかる名前に変更しておいた方がいい。
アップルのと同様、バッテリー内蔵の充電装置(ケースとはいい難い)でイヤフォンを充電する(上記画像参照)。
USBケーブルで充電装置を充電し、その装置の穴にイヤフォンをはめ込むとイヤフォンが充電できる。
充電装置を持って入れば出先で電源がなくてもイヤフォンを充電できる。
イヤフォン自体にはUSBでは直接充電はできないので、電源があっても充電装置を持っていないと充電はできない。

■同時接続

複数の機器を登録し、二つの機器を同時接続可能。
同時接続可能な場合、一方の機器の音源を聴いている時に、別の機器の音が鳴った時に割り込みが入るか否かの二つの仕様があるが、この機種は入らない仕様。
この仕様は結構重要なので、どの機種もこの仕様は公開してほしい。

■使い具合

完全ワイヤレスイヤフォンは本体が小さいので操作できる部分が限られてくる。アップルのAirPodsもできる操作はダブルタップだけ(あと耳装着検出)。
この機種だと操作部は左右それぞれにボタンがひとつあるだけ。
できることは、電源オンオフ、ペアリング、再生・停止、次の曲へ、電話に出る・切る・拒否。
なので普通のイヤフォンでできる音量調整、前に戻る、音声アシスタント呼び出しはできません。
さらにボタンが押し込んで操作する物理ボタンなので、本体が小さい分押し込みにくい。本体をつままずにボタンを押そうとすると耳の中にぐいぐい入ってくる(でもボタンは押せる)。耳に押し込まれないように本体をつまんで押そうとすると、本体が小さいのでつまみづらい。
この機種の後継「X3T」が最近出て、その機種ではボタンがタッチセンサーになり、ボタン機能が左右に割り振られて音量調整などにも対応したらしいが、みたところけっこう煩雑。

■バッテリーの持ち

重要。専用ケースで充電できるといっても2〜3時間では話にならない。
仕様上は4〜5時間(両耳使用)。
テストしてみた。連続使用。ボリュームは普通。再生機のブルートゥースは4.0。

結果、3時間……。う〜ん、もうちょっともってほしかった。
冬の屋外で寒かったからバッテリー性能は多少悪かったかもしれません。
イヤフォンはブルートゥース4.2対応だから、再生機も4.2ならもっと持つのかな。
3時間弱で右側のイヤフォンから電力不足の警告が数回出た後、切れました。
ちなみに連動して両方のイヤフォンが切れます。
右側は最初に電源を入れた方(マスターと呼びます)なので、再生機器と後からスイッチを入れたイヤフォン(スレーブと呼びます)との両方と通信をするため、より電力を消費すると考えられます。
両方の電源が切れた後も、スレーブの左側のイヤフォンにはバッテリーが残っていました。
これは完全ワイヤレスの弱点。
ケーブルでつながって入れば、バッテリーは両方で共用なのでなくなるまで両方で使えるが、完全ワイヤレスでは、片方でもバッテリーが切れたらもうステレオで聴くことはできない。
しかしこれは上手く使えばもう少し使用時間を延ばせるはずだと思った。
つまり途中で一旦イヤフォンの電源を切ってマスターとスレーブを入れ替えれば、バッテリーが均等に消費されて使用時間が伸ばせるのではないか。
やってみよう。
(ほんとうにテストしながら書いています。時間がかかる……)

テスト開始後、2時間でマスターとスレーブ入れ替えて再開。
結果、なんとか3時間40分。少し伸びました。
もうちょっと暖かくなって、ときどき休ませて、音量小さめで、さらにブルートゥース4.2機器でテストしたら、なんとか仕様上の4時間に届くかも。
片耳モノラルで使うと、もう片方と通信しなくていいのでさらに使用時間が伸びるのでしょう。仕様上は6~7時間。テストはなし。

[まとめ]

■いいとこ
激安。
モノラルイヤフォンとしても使える。
ケーブルがないので、ひっかからない、こすれる雑音がない。
専用バッテリー内蔵充電ケースで電源がなくても充電できる。
二つの機器に同時接続対応。

■だめなとこ
左右がわからない。
なくす危険性。
片方だけでもバッテリーが切れるとステレオでは聴けない。
電源があっても専用バッテリー内蔵充電ケースがないと充電できない。
ペアリングはやや煩雑。
ボタンが押しづらい。
イヤフォンからはできない基本操作がある。

こんなとこですかね。
2000円ちょいで完全ワイヤレスイヤフォンを試しせるのだからいい買い物だと思います。

[アリエクスプレスリンク]

あ、ちなみに技適マークがついていない製品を国内で使用した場合、電波法違反などにあたる場合があります。

よその管理サイトのリニューアルのために新しいデザインを考えたのだけど、ミニマルデザインはいまいちだったようで、しようがないので自分のサイトに持ってきました。