Sunday, August 20, 2017
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[Macintosh]radioSHARK使用レポートが早くも!
前略、

早くもradioSHARKを手に入れた方のレポートがでていた。
なんとFMの周波数帯はアメリカ仕様で、日本ではとっても高い周波数の局以外ははいらないそうだ(でも多分NHKテレビの音声[1〜3ch]がはいるな)。
う〜ん、そこは改善してくれないと買う気にならないな。
その他レポートは「binWord/blog」のこちらからどうぞ。

草々

アップルのタブレットは…
 どうやら近々出ることは間違いないらしい、アップルのタブレット。
 問題はタブレットのなんなのかということだ。
 簡単にいうとどんなソフトが動くのか。OS Xのソフトか、アイフォンOSのソフトか、それとも…。
 Mac OS Xのソフトが動くなら、それはマックブック・タッチ的なものだろう。USB端子のひとつも付いてくれて、マックの周辺機器も接続可能であってほしい。マックのソフトがマルチタッチだけでちゃんと動かせるのかが気になるところ。そして、アイフォン・アップが動くエミュレーターのようなものがあればベストではないだろうか。アイフォン型のウィンドウ内でアイフォン・アップが動けばいうことない。
 でも、出るのはタブレット・マックじゃないかもしれない。Mac OS Xベースじゃない可能性もある。マックブック・タッチではなく、ギガ・アイポッド・タッチ的なもの。でかいアイポッド・タッチだ。
 この場合、大きな画面専用のアプリケーションをアップ・ストアに新設するのかが気になる。やはり、従来のアイフォン・アップも使えるようになってほしい。
 OS Xのソフトもアイフォン・アップも動かない可能性もある。
 アップルは音楽のアルバムとライナーノーツや特典映像などをまるごといっしょにしたパッケージを作ってアイチューンズ・ストアで売ろうとしているらしい。電子ブックを売るのではという噂もある。
 新しいタブレットはそれらの専用機である可能性もある。音楽、映像、画像、テキスト、pdf、電子ブック、ウェブ・ブラウザー、電子メールなどをあつかう専用機。サード・パーティのソフトはインストールできない。この場合は値段もそれなりでないと納得できないだろうけど、電子ブック参入が本当ならこいつである可能性も結構あるのではないかと思っている(期待外れだけど)。
[ルーマニア]国際詐欺師学会
前略、

ルーマニアを旅していたときの話である。
闇両替がまだ行われていたこの国では、観光客の多い大きな街にはたくさんの闇両替屋が通りに立って外国人に声を掛けていた。
両替所の前には特に多く、だます奴も多いというので、相手にしていなかったのだが、両替所を探していたときに、数人で立っていた若者のグループにレートを訊いてみた。
「650」
これはほとんど公定レートと変わらないので相手にせず、立ち去ろうとすると、いきなり800レイに上がった。これは非常にいいレートである。そこでものは試しに、そこで街頭での闇両替に挑戦してみることにした。20ドル両替するというと、彼らは不平を言った。
「もっとたくさん。50か100ドルだ」
それならもういいと、再び立ち去ろうとすると、彼らは簡単に折れた。
「オーケー、ノー・プロブレム」
彼らは20ドル分の16000レイを先にぼくに渡して確認させた。確かにあることを確認して20ドル札を渡す。
「ちょっと、待った」
隣にいた仲間の男がそういって、その札を取り上げた。
「それをよく見せてくれ。この札はちょっと変だ」
そう言いながら、男は紙幣を手の上で折りたたみ始めた。
「こら、こら、やめろ。折り畳むのをやめろ!」
その仕草は何かで読んだことがあったのだ。ぼくは16000レイをもう一人の男に突き返すと、男の手を取ってたたんだ札をしっかりと握ったその掌を無理矢理に開かせて、20ドル札をもぎ取った。
彼らはぼくがレイを返していたのにもかからず、もぎ取った札を取り返そうとしたので、彼から取り返してくしゃくしゃになった札を見てみると、そこには2枚の紙幣があった。ぼくの渡した20ドル札と、どこからか不思議な力によって彼の掌に湧き出てきた魔法の1ドル札だった。
ぼくはその1ドル札を握りつぶして通りに捨てると、そこを立ち去った。彼らはそれをあわてて拾うと、ぼくに悪態をついた。

彼らの手口は渡した現地通貨を相手に確認させて安心させて、取り引き成立と見せかけておきながら、相手の札も自分たちが確認するという名目で折りたたみ、この札は偽札かもしれないから両替はできないといって、札を突き返して現地通貨を取り戻すのである。返された札を後でよくみると、それは折り畳んだ時にすり替えられた1ドル札になっていて、その頃には連中は消えているという寸法である。
この方法はどの札も似たような色とデザインのアメリカ・ドルの場合のみ有効である。
その昔は現地通貨のほうに細工する手口が多かったようだ。単純に少ない金額を渡したり、すでに廃止された紙幣を混ぜたり、インフレが進んで価値はないが単位は大きい外国の紙幣を混ぜたりしたらしいが、いまでは旅人は用心深くなり、もらった紙幣を確認するようになったので、これらの手口は廃れてあまり行われなくなり、より手の込んだ方法が考案されたのである。

ある黒海沿岸の観光地でも、たくさんの闇両替屋たちが外国人旅行者たちに声を掛けていた。
通りの闇両替屋に声を掛ける気はもうなかったので、すべて無視して歩いていたのだが、そのうちの一人がやたらとしつこく後ろを付いてきて両替を勧めてきた。断っていると10ドルでも5ドルでもいいといい出した。そんなことを自分からいいだすやつは珍しなと思いながらも断っていたが、それでもまだ付いてくる。あまりしつこいので、そいつを巻くために大通りから折れて細い小道に入っていった。
しかし、それは失敗だった。そいつはあきらめずについてくると、ポケットからルーマニアの札束を出してみせて金は持ってるからというのだった。すると、突然、後ろから黒いサングラスを掛けた男が駆け寄ってきて叫んだ。
「ポリース!」
その男はポケットからIDを見せると、闇両替屋が持っていた札束を没収するとポケットに入れ、ぼくの腕を凄い力でわしづかみにした。
サングラスの男は再び、叫んだ。
「パシャポルト!」
どうやらぼくに旅券の提示を求めているようである。闇両替屋もおとなしく出したほうがいいというようなことをいっているようだ。しかし、ぼくは逮捕されるようなことは何もしていないのである。
「なぜぼくが旅券を見せなければならないのか。あんたは本当に警察か」
ぼくが彼にそう尋ねると、彼は再びIDを出すと、素早くその一部分を指差してみせた。その部分には確かに警察という意味らしき「…politie…」というようなルーマニア語が見えたが、彼はすぐにそれをボケットにしまってしまった。その間も彼はぼくの腕をしっかりとつかんで放さない。
「もっとちゃんとそのIDを見せてくれ。中も見せろ」
そういったが、彼はその中身をほんの一瞬、開いて見せただけで、すぐに閉じてしまった。
そのあまりに不自然な態度で、ぼくは彼が警察でないことが確信できた。
「ふざけるな。失せろ!」
そいつの腕を振り払って悪態を付くと、警察官と闇両替屋は「二人なかよく」雑談しなが残念そうに並んで去っていった。

彼らの手口は両替自体でだますのではなく、闇両替屋がカモにまともに闇両替をさせておいて、そこを警察役の奴が踏み込んで、違法行為であると両者の金を没収、あるいは逮捕すると脅して罰金を取り、後で分けるというようなもののようだ。そのため、5ドルでも10ドルでもいいといったのである。
これは当時のガイドブックにも載っていない新しい手口だった。
彼らはぼくが1ドルも両替をしなかったのにも拘らず、せっかくのカモであるし、ひょっとしたらうまくいくかもしれないと幕を上げたようだ。
警察役の男が見せたIDには楕円の中に「RO」の文宇が入ったマークが付いていた。これは車がどこの国の登録かを表すために車体につけるマークだから、あのIDは(「警察署」発行の)運転免許証だったと思われる。

気を取り直し、再び街を歩き出して30分後のこと。
「セニョール、チェンジ・マネー? セニョリータ?」
なぜかイタリア語を混ぜながら話しかけてくる別の闇両替屋が付いてきた。
適当にあしらっていると別の男が走ってきて叫んだ。
「ポリース!」
「………」

そこには詐欺師の親睦会かギルドか何かがあって、月に1回ほど集まって研究発表会を行なっているに違いない。同じ手口はトルコでも聞いたというから年に1回はジュネーブのホテルで国際詐欺師学会が開かれて意見の交換をしているのだろう。インターネットにフォーラムがあるのかもしれない。

草々
[Garmin]新しいおもちゃ、ガーミン(注文編)
前略、

 アメリカのガーミンという会社がちっちゃなGPSデバイスを作って売っていることは前から知っていた。なかなか楽しそうなおもちゃなのだが、今一歩のところで手が出なかった。なぜなら…。

 けっこう高い。何だか知らないが、高いのだ。日本語版とかいうのだとさらに高い。パソコンにつなぐコードがなぜか別売りでまた高い。このコードが今どきRS-232Cの端子で、USBにつなぐには高い変換コードがまだ必要だったりする。さらに、自転車に載せようとすると取り付け器具がまた高かったりする。
 そして、ぼくの使っているマッキントッシュの対応が弱い。ウィンドウズのGPS界ではデファクト・スタンダードにして万能なフリー地図ソフトの「カシミール3D」にあたるものが、マックにはない。ウィンドウズな人たちにとってカシミールのないGPS生活が考えられるだろうか。

 そんなわけで二の足を踏んでいたのだが、ひさびさにGPS界の情報に触れてみたところ、知らない間になんだか新しい風が吹きはじめていた。
 まずソフトに、カシミールのない穴を埋めるとはとてもいえないけれど、使えるものが出てきていた。
 ご存じ、グーグルグーグルマップグーグルアース、そしてMotion Basedだ。グーグルのほうは説明不要だろう。Motion Basedはガーミンの一部門で、GPSのデータをウェブ上で保存してグラフィカルに処理するサービスをしている(詳細はそのうちに)。
 これらのサービスがマック対応になり、無料で(有料版もあり)使えるようになり、敷居がぐぐっと低くなった。

 そして本家ガーミンがやっとのことUSBで直接つながる新製品を作りはじめた。
 まず目を引いたのは、Forerunner 305。ランナーのためのGPSで、なんと腕時計型だ。オプションで心拍計や自転車のケイデンスも計れるという。
 そしてEdge205/305。こちらは自転車乗りのためのGPS。iPodほどの大きさだ。
 どちらも以前のものより性能がよくなり、接続コードは当然のこと同梱で、自転車用のEdgeは自転車用の取り付け器具も付いている。

 こうなると最後に超えなければならないハードルは値段だけなのだが、こいつだけはあいかわらず高いのだった。

 日本では…。

 これらの製品はアメリカ本国では日本に比べかなり安くで売っているのだ。アメリカでは日本の電気製品だって日本より安く売っていたりするのだから、まあ当たり前といえるが、問題はどのくらい安いのかということだ。
 Forerunner 305は、日本で5万円強、本国では250ドル程度。Edge205/305は、日本で3万6000円/4万4000円ほど、本国では150ドル/240ドル程度。
 地図も表示できるような他の上位機種では、日本の輸入代理店は日本語版と称して日本の地図を入れたり、日本語を表示できるようにしたりしているものもあるが、これらの機種では製品は全く同じで、日本語のマニュアルがついている程度だ。それなのにほとんど倍近い値段はちょっと納得がいかない。

 ああ、ありがとうインターネット! 簡単に外国の通販が利用できるなんて。
 Amazon.comは電気製品の海外への販売をしていないそうなので、それなりに信用できそうな世界最大のオークションサイトebayの販売店が出品している即決販売で買うことにした。
 新規登録をしようとしたらIDがすでに使われていて、以前ebayがしばらくのあいだ日本に進出していたときに登録をしていたことを思い出した。昔のパスワードを思い出してログイン。送金サービスのPayPalにも登録した。
 考えた末、Edge205を買うことにした(心拍計なんか面倒くさくなって使わなくなるに決まっている)。海外発送してくれるところはたくさんはないが、少なくもない。だいたいが航空便なので送料が40〜50ドル以上はかかるが、それでも200ドル程度だった。日本で買うより1万円以上安いのだ。

 まあ、それも海外から正しい商品がこわれもせず、待たされもせずにちゃんと手元に届けばの話なんですけどね。まだ、商品は手元に届いてないので、そもそもそのガーミンのGPSってなんだよ、というようなレポートはまたそのうちに(ちゃんと届いたら…)。

草々
[アメリカ]スマート・エディ その4
非・解決編

さて、賢明なる読者諸君はこの事件をどう思われただろうか…。

この実際に起こった事件には、もちろん解決編などはなく、たまたまカジノに遊びに来ていたというロサンゼルス警察の殺人課の警部補灰色の脳細胞を持ったベルギー人も現れない。

事件後、以前の宿でフロントの女性に事件の話をした。
「エディにだまざれたんじやないの」
開口一番、彼女はそういった。
「スマート・エディ…」と、彼女は続け、首を振った。
もちろん、ぼくにしても彼が怪しいということは事件直後から頭の中にあった。こちらの最大の失敗は、ぼくのほうから先にグランド・キャニオンに行こうと声を掛けたことだ。人は向こうから声を掛けてきた場合には警戒するが、自分のほうから悪人に声を掛けるとは思ってもみないのである。
ただ、彼がこの事件の実行犯でないことは確実である。ぼくは事件当夜、モーテルを出てから帰るまでずっと彼と一緒だったのだ。しかし、共犯者、実行犯が別にいたと仮定すると、怪しい要因は数限りなくある。それらを時系列で上げてみる。

▼カジノで儲けたといって、やたらとおごってくる気前の良さ。

▼日本の紙幣を見せてくれといって、ぼくにバックパックの中から1万円札を出させている。

▼公衆電話から電話ばかりしていた。イギリス人の旅行者である彼がアメリカで誰と話していたのか。

▼宿を犯行現場になるモーテルに移ろうといい出している。ぼくが断ると自分で金を出してまで移らせた。

▼宿を移らせた後、さっそくトップレス・バーに誘い、ぼくが再び断ると、また金は自分が出すといって、モーテルから誘い出すことに成功している。ただのバーではなくトップレス・バーというところも怪しい。もちろん、何度もいうようだが、ぼくは飽くまでも退屈していた。

▼モーテルの部屋の鍵は彼が持っていた。出る時に彼は鍵を締めていたし、帰った時にも鍵は締まっていた。網の張られた窓が破られた形跡もないので、実行犯は鍵を持っていたと考えられる。
しかし、彼の持っていた鍵が部屋を出た後に共犯者に受け渡された可能性は低い。バーに行くまでには、一緒だったスウェーデン人を始め、たくさんの人に会っているので手渡すことは簡単だったはずだが、バーからの帰り、タクシーを拾う時にエディは先に帰るかとぼくにいったぐらいだから、彼はその時には鍵を持っていたはずで、犯行後に鍵を回収する時間はなかった。ただ、彼がその時、ぼくに鍵を見せたかどうかはよく覚えていない。

▼モーテルの鍵がバーに行ってから帰るまでの間に、彼から誰の手にも渡ってないとしても、鍵は実物があれば、数分で簡単に合鍵を作ることができる。モーテルに投宿してからバーに行くまでの間に、彼は鍵を持って外出しているので、その時間は十分にあったはずである。
しかし、このことからは、実行犯が彼とは全く関係のない我々より以前にその部屋に泊まった人物ということもできる。

▼バーから出た時、彼は自分はカジノに寄るが君は先に帰るかと、ぼくを先に帰りたがらせているような口振りだった。犯行現場にぼく一人で帰らせようとしたのだろうか。犯行現場を目の当たりにして一人で狼狽する外国人を想像して楽しむつもりだったとすれば、悪趣味極まりない。

▼二人でモーテルに帰り、荒らされた部屋を見た後、彼は荒らされた自分のバッグの中を確認しようともせず(実際に全く触れもせず)、フロントに行き、警察に電話を掛け、そのまま盗まれた物は衣服とマネー・ベルトであると報告し、盗まれた現金の金額までも申告している。

▼よく分からないのが、ぼくが電話で盗まれたものを報告した後、彼が「腕時計も盗まれたんじやないのか」と尋ねてきたことだ。確かに腕時計を二つ持っていて、そのうちの一つは部屋に残していて、盗まれていたのだが、安物なので忘れていたのだ。
なぜ、本人の忘れていることを彼が知っているのか。知っていたとしても、どうしてそれをわざわざぼくに尋ねたのか。エディはその時、「モーテルのマネージャがいったのだがノ」と、後から付け加えた。それはまずいと思っていった苦し紛れの嘘だったのか、本当にモーテルの親父がそういったのかは分からないが、もし本当に彼がそういったのなら、彼も容疑者の中に入ってくる。この場合は、部屋の鍵のことなどは一切考えなくていいことになる。

▼犯行現場もおかしい。我々がモーテルを離れた時間、つまり犯行時間は19時から22時の間である。その間に荷物をひとつ残らず念入りに調べあげ、金目の物のみを根こそぎ持っていったのである。これは何時間も掛かる仕事ではないが、数分でできるとも思えない。犯人我々のことを知らない人物なら、我々が三時間も部屋を開けるかどうか分からないはである。食事をして30後には戻ってくるかもしれないし、10分後かもしれない。19時からという時刻を考えれば、それは十分にあり得ることである。それにもかかわらず、犯人は夜もまだ浅い時間から鍵を開けて堂々と部屋に入り、念入りに中を荒らしているところをみると、犯人は我々がある時刻までは帰ってこないということをあらかじめ「何者か」から「電話」か何かで連絡を受けて知っていたのではないかと考えられる。

▼クレジット・カードが盗まれていることを知って、ぼくが日本に届けを出そうとしたら、エディは自分が出してやるから今しなくていいなどと、届けを出すのを妨害しようとしたとも取れる言動をした。

▼警察への報告の後、彼は何時間も外出して深夜まで戻らなかった。いったい、何をしていたのか。共犯者のところへ首尾の確認にいったのか。

▼事件の次の日、強引にアメックスのオフィスまで付いてきた彼は、旅行者用小切手が再発行されたことを見届けると、金を貸してくれといい出した。うがった見方をすればぼくの荷物から金目のものを盗んだものの、現金は10万円ほどだけで、旅行者用小切手、旅券は闇市場に持っていかねば金にはならず、クレジット・カードは停止されてただのプラスチックの板に成り下がり、カメラ、ウォークマン、時計は中古で大した金にはなりそうもない。
思ったより金にならなかったために、さらにもうひともうけ企んだともみられる。両親や領事館に頼めといっても言葉を左右にして取り合わなかった。

▼長時間にわたるいい争いに嫌気が差したぼくは、彼のマインド・コントロールにはままるようにして金を掃き出したが、ぼくから金を巻き上げることに成功した彼は、まっすぐカジノヘ向かった。最初からそのための金がほしかったのか、残念ながらイギリスに帰るためには足りないので得意のスタッド・ポーカーで増やそうとしただけなのか。

これらの状況証拠からは彼の犯行であることはかなり濃厚なのだが、物的証拠は全くない。
もし、彼が犯人なら、ぼくは泥棒に追い銭をした銭形平次以来の大馬鹿者ということになる。
前回の旅では盗難、紛失、病気、けがなどは一切なかったのだが、今回は出発たった一週間目にして手痛い洗礼を受けてしまった。

この後、ぼくは金曜日、在サン・フランシスコの日本総領事館へ行き、旅券の再発行を受け、しばらくのあいだサン・フランシスコでのんびりと過ごして再び旅を続けた。

草々
[iPod/落語]古今東西噺家紳士録の落語をiPodに
前略、



 iPodを買ってから一番よく聴いているのはじつは音楽ではなく落語だ。
 音楽と同じで集めだすとどんどんコンテンツを増やしたくなってくる。そんなときに書店で「古今東西噺家紳士録」のCD- ROMを見つけた。
「物故噺家230名以上、約250席、CD 46枚分2780分の落語を完全収録 系図・芸名・改名からスピーディーに噺家を検索」
 うーん、これはほしい。でも、13440円なのだ。高い…。
 そんなときにちょうどネットオークションにこの商品が出品された。まず調べなければならないのは落語の音声ファイルが何かとということ。iPodに落とせるファイル形式でないと買っても意味がない。パソコンの前で2780分の落語をずっと聴いてはいられないのだ。
 制作会社のウェブの掲示板で訊ねたら答えてくれて、ファイル形式がQuicktimeのmovであることが分かった。これなら大丈夫だろう。
 オークションでなんとか半額ほどで落札できた。
 商品が届いて早速再生してみる。
「あれっ…?」
 うちのパソコンはMacなのだが、OS X上で開こうとするとクラシック環境が開いてしまう。
 実はこの「古今東西噺家紳士録」は現在2作品発売されていて、2000年に「古今東西噺家紳士録」、今年(2005年)に収録した落語を8割入れ替えた という改訂版「ご存じ 古今東西噺家紳士録」が出ている。
 今年出た改訂版はもちろんOS Xに対応しているが、OS Xが発売されてまもない2000年に出た「古今東西噺家紳士録」は対応しているはずがない(でもクラシック環境でちゃんと動作します)。

 音声ファイルがQuicktime形式だからiTunesで読み込めるので、mp3やAACに変換するのは別にたいした問題はないと思うが、音声ファイルが見えない不可視ファイルになっている(macだけかな?)ので適当なユーティリティが必要です。ぼくの場合(Mac)は FileBuddy でハードディスクにコピーして、可視化しましたが、TinkerTool などで不可視ファイルを見えるようにしておけば、CD-ROMから直接エンコードできるでしょう(多分)。
 どちらかというとエンコードした後の方が大変です。
 音声のファイル名が数字とアルファベットだけなので、落語との対応が分かりません。これは服部匡さんのサイト 『古今東西噺家紳士録』 音声ファイル一覧」というページがあるので、これを参考にして手作業で入力するしかないでしょう(このページがなかったらすべての落 語にタグを付けるのは大変な手間がかかったことでしょう。感謝!)。

草々 (その2へつづく)
 
ウェブログを引越&デザイン変更(後編)
ドメイン引越ついでにデザインも変更することに。
前のは変に凝ってしまって自分でも分かりにくかったし、読みにくかった。
見れば分かると思いますが、今度のデザインのテーマは英字新聞です。
少し前なら無理だったかもしれませんが、css3の「columns」が使えるようになってきたので段組が簡単にできるようになりました。
段組にするとちょっと困るのが、画像も段組の中に入ってしまうので、小さくなってしまうこと。
「column-span」で段組を無視してボックスを広げることもできるのだが、横全部にしか広げられず、3段組のうちの2段に広げるということはできないので、画像には使わなかった。
そのかわりに、「transform」の「perspective」と「translate3d」を使って、ホバー時に画像をちょっと拡大するようにしました。ただし、この機能は現時点のグーグル・クロームではバグがあってうまく表示できないので停止させています。

他の新要素というと、記事のタイトルに長体をかけてみました。
「transform」の「scale」を使っているのですが、最初タイトルを普通に縦に伸ばしたら、すぐ下の本文の位置はタイトルを変形させる前のボックスの下に入るので、縦に伸ばしたタイトルが下の本文の上に重なってしまいダメだった。
そこで、普通のcssでタイトルのボックスの横幅を大きくして、文字も大きくしてから、scaleXで縮小するやり方でうまくいきました。
具体的には、タイトルのボックスを、width: 142%; にして、transform: scaleX(0.7); で横幅を0.7倍に縮小してます。

あとは、最近wired.jpがやりだしたのだけど、個別記事のページを表示した時に、その記事だけじゃなく、その下に関連記事や最新記事などをリンクではなく全文表示してしまってどんどん読ませていこうというやつ、新聞というテーマなので、短い本文の記事とかだけだとレイアウトの間が持たないし、あれを真似てどんどん関連記事などを勝手に表示していくようにしました。

それと、スマートフォン対応しています。スマートフォン向けには段組は解除して普通です。

古いブラウザーだと表示が崩れるかもしれません。ご容赦を。
そんなとこかな。
[晴走雨読]日本半周 Day 014 宮城(北上川)
6月11日(日)曇り
 石巻市へ。ここは石ノ森章太郎の生地らしく、彼のミュージアムがあり、009や仮面ライダーなどのキャラクターの像がたくさんあった。「バー009」というのがあり009に「おーおく」とルビがふってあった。
 海から離れ、北上川を上る。この先の三陸海岸はリアス式海岸で道の上り下りがとても激しいと聞いていたので内陸を迂回することにしたのだ。うまい具合に内陸の北上川に沿って平地が続いている。
 しかし、北上川はいくらさかのぼっても今までキャンプしてきた川のようにいい川原がなかった。全く川原がないか、広い川原があっても田んぼや畑になっているところが多かった。
 夕方が近づいてきたころ、川原の背の高い草っ原の中に刈ったばかりの部分をなんとかみつけて入り込んでテントを張った。当然、トイレも水道もなかった。
 持ってきていた米がなくなりかけていた。スーパーなどでは一番少ないパッケージは2キロで、自転車の旅人にとって2キロは重すぎるのでどうしようかとずっと悩んでいた。100円ショップで小さいパッケージを売っているというのを聞いていたのでみつけたら寄っていたのだが、どこも売っていなかった。
 途中の田舎のなんでも売ってる個人商店でわけを話して米の量り売りをしていないか訊いたら、してはいないのだけどいいですよと、自分のうちで使っている米から量り売りしてくれた。500グラムだけ計って売ってもらった。
(72.71km/4h32m・計817.7km)



[晴走雨読]びわ湖タワーへ行こう!


 関西在住者にはなつかしい「びわ湖タワーへ行こう!」のテレビコマーシャル。
 ついにたどりついたらつぶれていた。
 元世界一の観覧車は錆びていた。

びわ湖タワー – Wikipedia
[Taking a (s)nap]Lost Pet「ポッポ」
前略、



 野良のシャム猫はあまり見たことがないですね。血筋のいい動物はすぐに誰かが保護してくれるのでしょうか。もう飼い主のところに戻った(戻された)かな。そういえばこのあいだ公園で野良インコ見かけたな。

草々
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